バー営業を始めるに際して。 Ⅰ

バーの営業を始めるにあたって少し書いておこうと思います。

コロナ騒動の影響が長かったことも影響したのでしょうね。
風俗営業の許可を得ているお店が深夜営業の届け出をする例が多くなっているようで、
二毛作営業と呼ばれているようですが、接待飲食店はコロナで特に大きなダメージを受けましたものね。

定額給付金のほか手厚い保護もありましたが、あの厳しい状況を乗り切れるほどではありませんでしたので、
何とか売り上げを確保しようとして考えられたのでしょう。

ちづるは二毛作営業のことは考えなかったというか、この二つは似ているようで法律で厳しい制限がされていますので、
できないもの。と考えていましたが、二毛作営業をされているお店があることのほか、
お客様からのご要望もありましたので、今回、深夜営業の届け出をしてみようか。ということになりました。

さて。
事前に調べてみましたが、法的には可能ということでしたが、新規にお店をオープンさせることと同じくらい手間がかかるんですね。 かからないのは店舗取得費とグラス類でしょうか。
※ボトル類はお客様がスナックでご購入されたものという考えから、バーで使うボトルと同じにしてはいけないんだそうです。😣

私自身、風俗営業に対するイメージは偏見気味なんですけれど、
グレーゾーンギリギリにも関わらずあからさまに営業をしているという印象。

法令違反の罰則がとりわけ厳しいということもありますが、
お店をさせていただく以上、できるだけきちんと運営していきたいという考えですが、
『できるだけ』が通用しないのが二毛作営業を始める際の印象。

というのも、違法が当たり前と言えばお叱りを受けることもあると思いますが、
『これくらいいいや』という解釈なんでしょうね。

例えば、代行やタクシー待ちだからという理由にしておいて実際は営業をしているとか、
行灯を消して深夜まで営業を続けているとか。

コロナのこともありましたし、お店の事情から売り上げの確保をしなくてはいけないという
個々の事情がそのようにさせてしまうと思うのですが、これは法律違反ですものね。

『見つからないように』とドキドキしながらお店を続けることや『どこでもやってることだから』
と違法状態を知りつつ営業する勇気? 度胸でしょうね。

良い子ちゃんでいたい。というのではなく、私たちは小心者ですから法律の範囲の中でお仕事をしていきたい。
成り立たせていきたい。という思いが強くて、今日はそんなお話をさせていただいています。

さて、風俗営業と深夜営業の大きな違いですが、それは『接待』をしてはいけない。ということです。

風俗営業を続けてきた私たちにはそれはとも難しいこと。

当初はお酌をしてはいけない。程度の理解でしたので尚更なんですが、
基本的に『お客様のお相手は必要最小限でなくてはいけない』そうで、
実際には深夜営業のお店できちんと守られているかといえば、そんなことはありませんよね。

だから私たちも大目に見てもらえるはず。とそんなレベルではいけないと思う理由は、
風俗営業行っている私たちへの信頼度の低さにあると思うのです。

法律上は厳しく制限がされていても、実情とは異なっていることを警察の方々はご存じですものね。
見逃して。は良くない表現ですが、そういう部分があることは常々肌で感じていること。

だからといって違法営業をしたことはありませんし、
敢えて厳しい制限がされている深夜営業の届出をさせていただくんですよ!と訴えてみたところで
全く信用していただけないと思うのです。


ということで、バーの営業 どうやって続け行こうか。ということについては、
お客様のお相手は必要最小限でなくてはいけない訳ですから、私たちはお客様の後方(ボックス席)で待機して、
お客様の求めに応じてお酒を運ぶ。ということにしようと考えています。

この間のやり取りについても無言でさせていただいて、スナック営業の際に出たグラスや食器などの片付けや翌日のスナックの営業に向けた準備をさせていただくことになると思います。

ですので、とてもつまらない、退屈なお店になってしまうのでは。と心配をしていますが、
深夜営業に関する制限はとても厳しくて、スナックから続けてバーちづるをご利用下さるお客様へ少しでも価値をお感じいただけるよう酒類をランクアップをさせていただくこととしました。😊

その他、考えていることもありますが、これについては違法性の有無を確認しながら実現させていければと考えています。💪

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