何が嬉しいのか。誰が嬉しいのか。

お前達がこうして届けてくれるまでに買い物に行って、下ごしらえをして。
何日も前から準備してくれていると思うと、いつもありがたくいただいているよ。

情けをかけているんだろう!と激しく抵抗を示されていたお客様から先日頂戴した嬉しいお言葉。

お届けをさせていただいたお弁当の背景を感じて下さることで報われるというか、やりがいということも感じますし、嬉しいんですね。

何が嬉しい。はお喜びをいただくことができたことで、その背景まで感じて下さったことは、より嬉しくて、嬉しい気持ちがモチベーションを上げてくれて、その良い循環が清々しくてまたまた嬉しい。

父にできなかった分、親孝行のような気持もあったりして、きっとそうした私たちの気持ちも感じて下さっていると思うのです。

そこまでしなくても。という否定的な意見を聞くこともありますが、私たちを動かしているものは『嬉しいと感じていただく心』なんですね。

だったらその分、値引きすればいいじゃないか。という考えの方もいらっしゃいますが、お値引きをすることで喜んで下さる方とのお付き合いは過去の経験からお互いの不幸になることは目に見えていますので、そうしたことをする考えはありません。

で。
何が嬉しい。誰が嬉しい。ということを考えてみたのですが、何かをしていただいたことで嬉しい。のか、して差し上げることでお喜びをいただくことを嬉しさとするのか。

どちらも嬉しいということでは同じことですが、ママも私も後者で、それが私たち自身の推進力で、ちづるはそれを力として運営できていると思うのです。

今日も偉そうなことを書いていますが、私が何かをして欲しくて、それを嬉しさと考えていれば、お婆さん二人の魅力に乏しいお店ですから、コロナを乗り切ることは出来なかったと思うのです。

私はこれをお腹の空いた状態。空腹と表現していますが、お店側の人間が空腹ではダメで、空腹過ぎるのはもっと良くない。

権藤社長はこう教えて下さっていますが、私たちのコップはとても小さいことですぐ零れ落ちてくるんですね。
おまけに溢れさせる必要もありませんので、少しでも余裕があればそれを使ってしまう、、、😅

なので、いつまで経っても苦しい会計から抜け出すことができなくて税理士の先生には完全に呆れられてしまっていますが、喜べないことでしたら単発では出来ても、続けることは難しいですものね。

もちろん、ご来店下さいましたことがご縁の始まりですので、営業活動のひとつと言われてしまえばそれまでですが、それでもお弁当に背景を感じていただくことができたことは本当に嬉しくて、嬉しさについて考えてみました。

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