シニアの注意一秒、怪我一生。

「70代以降は1カ月でも油断したらアウト…」急に要介護になる人に共通する”ある失敗”【2022下半期BEST5】
「ダラダラ生活」「前頭葉の萎縮」「意欲の低下」負のスパイラルの怖さ

実は、この「意欲の低下」こそ、老化でいちばん怖いことなのです。病気やけがをきっかけに老け込んでいくということもありますが、加齢とともに意欲の減退が要因となって一気に年老いていくのです。

こうした「意欲の低下」が顕著になるのが、まさに70代といえます。つまり、70代から80代に向けて元気に過ごすことができるかどうかは、「70代においていかに意欲の低下を防ぐか」にかかっているのです。

「70代以降は1カ月でも油断したらアウト…」急に要介護になる人に共通する”ある失敗”【2022下半期BEST5】
「ダラダラ生活」「前頭葉の萎縮」「意欲の低下」負のスパイラルの怖さ

「70代以降は1カ月でも油断したらアウト…」なんて大げさなんじゃない?
そう思われる方も多いと思いますが、これはちょいカラサロンの運営を通して強く感じていること。

先日書かせていただいたブログでは”ゆっくりし過ぎた”ことで認知機能の低下が進んでしまった方のお話をさせていただきましたが、意欲が旺盛すぎることでストイックにトレーニングを行い、腰を痛めてしまった。という方もいらっしゃって、今日はそんなお話をさせていただこうと思います。

現役時代から体を鍛えて来られた70歳になられたばかりのお客様。

現役の頃から積極的に運動を続けられてきたようでリタイア後も同じペースで運動を続けていらっしゃるいますが、アクティヴシニアのお手本という感じの方で社会背景もあると思います。

団塊世代の方々が辿ってこられた道とは異なるシニアライフは私たちの参考にさせていただいています。

身体を動かすことがお好きな方で気分が良い時はジョギングを10キロ、ボウリングは午前中に10ゲームなど、頑張ることができるのはこれまでの運動習慣によるものなのかな。と思っていたのですが、先月下旬 数時間のデスクワークでぎっくり腰状態になったとお聞きして、年齢に応じた運動方法・運動量を考えなくてはいけないと感じました。

ご本人は「以前にもなったことがあるから数日もすれば治るよ」と笑っていらっしゃいましたが、外出できるようになるまで2週間近くかかったことは以前と比べて回復力が落ちた証拠!

痛める箇所にもよっては寝たきり生活の始まりになるリスクもあると思うと、生活筋以外の筋力を必要以上に鍛えようとすることは逆効果になってしまう恐れが十分あるように思うんですね。

二週間ぶりにご来店をいただくことができましたが、運動量を下げることに抵抗を感じていらっしゃるようですが、まだ痛みが残っているようで懲りたのかも知れません。
年齢に応じた運動量を考えていらっしゃるようで一件落着!
「70代以降は1カ月でも油断したらアウト…」にならなくてホッとしました。😊

注意・集中を怠ることで起きることでしたら十分避けることができるはずなのですが、意識が若いと「これくらいなら」なんて思いがちですものね。

若い頃から鍛えてきたという自信は良いことでも年齢に合わせてどうなのか。ということを常に頭において行動することの大切さを学ぶ出来事でした。

今年の夏は例年に比べて厳しく外出を控えられる方も多かったのですが、暑さに加えて豪雨災害もありましたしね。
7月から4ヶ月近く外出の機会が薄れたことでどんな影響がでたのか。

次回はそんなお話をさせていただこうと思います。

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