タイムラインにも掲載をさせていただきましたが、タイムラインは新規投稿と共に記事が流れてしまうことから、
工事の様子をブログに残しておこうと思います。
内装の工事に区切りがつきましたので、あとは警察署へ深夜営業の届出をするのみ。
現地確認と書類に不備がなければ夏祭りまでにはオープンできると思います。
今日も私の備忘録というのか、スタッフへ向けてということもありますが、独り言のようなものとしてご覧ください。
深夜にスナックと名乗って営業することについては特に問題はないそうですが、二毛作営業の場合、風俗営業店と深夜営業店が異なるものであることを明確にする必要があるそうで、それは書類上のことだけではなく、お客様が誤認することのないよう配慮することが求められています。
看板はそのひとつ。
現在は白地に黒色平仮名の『ちづる』ですが、これを黒地に白色平仮名の『ちづる』にすれば。と考えましたが、
これは黒に近いグレーという判断がされるそうで、Chiduruもしくは千鶴というように『ちづる(スナック)』とは別のお店として営業をしていますよ。というサインにしなくてはいけないという考え方によるものだそうです。
このことから、全く異なる店名にすることも考えましたが、同一店舗でスナックちづる、バー〇〇のような使い分けは混乱を招いてしまいますものね。
ですので深夜営業店の看板は漢字で千鶴と表記することにしました。😊
次は千鶴はどんなお店なのか。というお話。
深夜帯にお酒をメインに扱う訳ですから、パブやバーという区分になると思いますが、
お酒の知識も種類も乏しい私たちがそのように名乗ることへのおこがましさのようなものを感じるんですね。
これは現在のちづるもそうですが、業態は名乗る必要がないというのか、お客様にお感じいただくこと。という考えによるもの。
私たち自身、スナックとも思っていませんし、バーでもありませんし。
キャバクラでもクラブでもなくて、なんでしょう。
『ここのカラオケボックスが一番いいね!』と仰られるお客様もいらっしゃいますので、
〇〇ちづると名乗ることなく、お客様それぞれが感じられること。お決めになること。
そういった思いから『ちづる』とさせていただいていて、深夜営業も『千鶴』とさせていただくこととしました。
ということで、ちづるという発音のまま深夜営業を始めようと考えています。
もちろん法律の範囲の中でということですが、よりよい時間をお過ごしいただきたいと考えた結果の判断です。
確かに0時閉店というのは物足りなさを感じられる方もいらっしゃると思うのです。
9時からのご利用で3時間ということですが、あっという間に過ぎてしまいますものね。
『ここは0時で終わってくれるからいつまでもダラダラ過ごすことがなくていいよ』という意見もあります。
深夜営業を始める際は0時時点で完全に閉店した状態にすることが求められていますので、
深夜営業開始の準備をさせていただくことは区切りにもなりますし、お客様の意思確認という面でも良いことだと思っています。※お客様には一時、ご退店いただくことにはなりますが。🙇♀️
『こんなめんどくさいことなんてせず、そのままでいいじゃん』と思われる方もいらっしゃると思いますが、
これは法律上の問題はもちろん、違法行為と知りながら『そんなの関係ないよ』と考える方のご利用はお店にとってリスクを抱えることにも繋がりますので、そのようにさせていただくこととしました。
今日もダラダラと書いていますが、もう少し。
最後になりましたが、ご利用料金のお話を少し。
内容は上記の通り、1時間3,500円。 スナックから引き続きご利用いただけるお客様の場合、1時間2,500円を予定しています。
料金についてはスタッフとも話し合いましたが『高いと思います』という意見が多数でした。😅
朝まで飲み放題 3,000円というお店もあるようですので、割高感を感じるようですが、
深夜営業は新規のお客様を積極的に受け入れていきたい。ということから始めるものではなく、既存のお客様へのサービスとして始めるものですので、メニュー看板やLEDビジョンなどの対外的な表記はこのようにさせていただきました。
なんだかよく分からない話をしていますが、これはちづる(スナック)がそうでしたが、捉えやすい料金設定は間口を広げることになりますので一見良さそうですが、苦労することも多いんですね。
特に0時以降の深夜帯にもなれば、お酒も十分召し上がられているでしょうから、捉えやすくて遅くまで開いているお店を作ってしまうと、既存のお客様にご迷惑がかかってしまうのでは。との考えからそのようにさせていただこうと計画しています。
深夜営業は6時まで認められていますので『じゃあ時間制限なく6時までに営業しよう!』としない理由は過去の経験もそのひとつ。😭
スナックから引き続きご利用下さるお客様にはお店を運営するうえで最低限必要な範囲をご負担いただければと考えています。
『それじゃより良い時間じゃないじゃないか!』そんなことを仰る方はいらっしゃいませんが、
経営者は同じでも、お財布は別にしなくてはいけませんよ。という当局の考え方もありますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、コロナのことは本当に本当に辛いことでした。
それまでのちづるから脱却できそうと感じていた矢先にコロナ騒動が始まって3年以上。
街は大きな爆弾が落ちたような感じでしたが、その厳しく、苦しい中お支えくださいましたお客様のお陰で5月8日を迎えることもできましたし、こうして内装の工事までさせていただくこともできました。
コロナ騒動は辛いことでしたが、お支えくださる方に今私たちにできる精一杯を尽くし切ろうという考えを与えてくれたのもコロナだったと思うと、私たちに残された時間は今のお仕事を続けるだけではなく、より良いものへ進化さ
せていくことだと思うのです。
まだまだ不安定な状況ですが、お客様にもスタッフにも喜んでいただけるようになりつつありますし、
そのことが私たちにとっても嬉しいことで、ずっと『三方よし』というお話は理想論だと思ってきましたが、
コロナをきっかけとしてお客様にお支えいただけけたことに対する感謝の気持ちをスタッフの力を借りながら形にしていきたいと思うのでした。
内装の工事は今日で終わります。
この壁はお客様が立ててくださった大切な大切な壁。
お出迎え、お見送りの際、いつまでもこの壁を見てそう思える私たちでありたいと思います。
長々とごめんなさい。
ぜひ見に来て下さいね!😊
おしまい。