春の警備員。

調べてみると、千葉県付近が北限と言われているアシダカグモ、、、

私が住んでいた地域では1度しか見たことがなかったんですけれど、
霧島に住むようになって、よく見かける。というのか、
知らない間に家の中にて、監視カメラのように壁にベタっと、、、

シャワーを浴びようと浴室に入ったら、
すぐ近くにいた。とか、、、

とにかく大きくて、動きもとても速くて。
見ないようにして、早く出て行ってくれることを祈るばかりだったんですけれど、
それは昨年までのこと。

知恵ぽた.comさんのサイトを読ませていただいてからは、
頑張って働いてくれているんだ。って、その姿と動きから愛着とまでは行かないんですけれどね。
それでもゴキブリ退治を済ませると、家から出て行ってくれるなんて、
なかなか渋い感じですものね。

仲良く。まではなれそうもないんですけれど、
それでも毛嫌いしても可哀そうな感じがして、タランチュラと呼ぶようにしていたんですけれど、
タランチュラもやっぱり怖いイメージしかなくて。

今朝もキッチンにいて、、、
タランチュラだ！と怖いながらに感謝しているのもなんだか申し訳なくて、
なので、タランちゃん。と呼び方を変えてみたんですけれど、
そのせいなのか、恐怖心が少しだけ和らいだような感じ。

このタランちゃんですが、
蜘蛛の巣は張らないようですので、
助かるんですけれど、うちにはまだガードマンがいて、
それがアンダソンハエトリグモ。

この蜘蛛は子供の頃からよく見かけましたので、
存在を知っている程度でしたけれど、
どこにでも蜘蛛の巣を張ってくれるので、それが大変、、、

益虫だと知らなかった頃は、蜘蛛の巣を毎日のように取り除いていたんですけれど、
ガードマンだと知ってからは、彼らの好きなように巣を張ってもらっています。

ベランダの掃き出し窓の角に巣を張られてしまうと、
窓の開け閉めで巣が壊れてしまうんですけれど、
それでも翌日にはまたきれいに巣が張られていて、深夜にそっと見てみると、
壊れた巣を一生懸命に作り直していて、その姿がとってもかわいいんですよね。

それを知ってからは窓の開け閉めをしないようにして、
観察しているんですけれど、日中はどこかにお出掛けをしているようで、
見かけないんですけれど、夜になると、必ず巣の真ん中にちょこんといて。

で。
冬になると死んでしまったのか、
巣はそのままにしていなくなってしまって、
ちょっと寂しい思いをしていたんですけれどね。

先日、今度は違う窓に巣を張ってくれて、
家の中をぴょんぴょん飛んで歩いているのを見て、
また会えた。って、なんだか嬉しく感じるんですね。

数か月前。
きれいに張った巣を残していなくなって。
ちょっぴり寂しい思いをしていたんですけれどね。

こうして、またぴょんぴょんと家の中を跳びはねて、
好き放題に巣を張っている姿も春の光景のひとつとして喜びたいと思います。

店名ちづる
住所〒899-4332 鹿児島県霧島市国分中央三丁目6-11
電話 0995-50-1317
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