2020年2月のこと。
ちづるでは新型コロナウイルスの影響が出始め、同年4月2日 霧島市で初の感染者の報告がされたことを機に有効な対策と言われていた換気について、換気経路の確認と換気装置の点検を始めたのがこの頃。
お店は2015年9月にオープンさせていただきましたが、賃貸契約を結ぶまでの数年間 締め切られたまま放置されていたことで店内はカビが凄くて、カビ臭が充満してひどい状態。
ですので、契約即直後のオープンはできず、一か月間 隅々までお掃除をしましたが、どうしてもカビ問題が消えないことから不動産屋さんに相談したところ、地面から湿気が上がってくるのでは。という構造上の問題を指摘されましたが、私たちにはどうすることもできないことから休日にドア、窓を開けては何度も風通しをしてみましたが、問題は解消されることはありませんでした。
そんな中、新型コロナの感染対策から始めた換気経路の確認と換気装置の点検を行う中で、頭を悩ませていたカビ問題が通風孔に詰め物がされていて機能していなかったこと、換気扇内部に溜まった誇りの塊が原因だったということが分かりました。
※グラスファイバーが詰めこまれていました。
※冒頭の動画以上のホコリとタバコのヤニでびっしりでした。
すぐに通風孔の詰め物を取り除いて、換気扇内部の分解掃除をして様子を見ると、カビの発生もなくなり、カビ臭もほとんど感じなくなりました。
あれから3年以上経ちますが、コロナ対策としての常時ドア・窓の解放と毎日のお掃除により今では不快な臭いは全く感じられなくなったことと、換気扇の能力が向上したことで感染防止対策という点でも安心できる環境になりました。
コロナ対策として始めて良かったことがもうひとつあります。
それは飲食店にはつきものと言われるゴキブリの発生ですが、ちづるではゴキブリを見ることはありません。
そのお話は次の機会にさせていただくとして。
換気扇の運転音がしているから大丈夫!ということは全くなくて、古いテナントの場合、換気扇の分解掃除をされると良いと思います。
空気のきれいさが全く違うことを感じられると思います。