今年も廃業と隣り合わせのまま終わった ちづる。😅

閑古鳥に占領され続けた1年。

書き入れ時と言われる時期。
師走の賑わいを横目に閑古鳥のお世話ばかりの毎日でしたが、それでも神様にご清算をいただくことができたお陰で年内廃業の判断をすることなくホッとしているところ、、、😅

昨年はこうしたご案内をさせていただくなどしましたが、『今年の繁忙期は捨てましょう!』ということでキャンペーンのお知らせなどすることなく、通常通り営業をさせていただきました。

営業日に関するお知らせ程度はさせていただきましたが、これまでのように積極的ご案内をすることなく乗り切れるかどうか。

そうした判断をすることで繁忙期を乗り切ることができるか否かを試してみたかったことによるものでしたが、案の定、大惨敗に終わってしまいましたが、試して良かったと感じています。

本来であれば繁忙期に向けたご案内を含め、販促活動をすべきなのでしょうが、今年の目標は『客層の良さをもう一段 高める』ことでしたので、店舗運営に係る経費面はとても苦しく、綱渡り的ではありましたが廃業の判断が頭に過ることがなかった最大の理由はお支えを下さるお客様のおかげによるもの。
この場をお借りして深くお礼申し上げます。🙇‍♀️

コロナ禍ならびにコロナ後の生活習慣の変化、度重なる物価高騰の影響を受ける中、価格を含めた運営方法の見直しについて何度も話し合いを行いましたが、その判断は創業当初に戻る選択をすることになってしまうことから浮かんでは消え、消えては浮かぶの繰り返し。

お支えを下さるお客様へより良いサービスをさせていただくこと。
国分・霧島市、鹿児島県を超えて九州・日本?の中でも上位のサービスをご提供させていただくことが私たちの目標。

これはご恩返しの意味もありますが、お客様を少しでも増やすことでこれまで以上に手厚いご対応をさせていただくことができるはず!と考えてのですが、世の中の空気に勝つことは叶いませんでした。

こちらにも書かせていただきましたが、『少しでもトクをしたい!』という方を増やすことは創業当初に戻ること。
これは悪いお客様・客層という意味ではありません。

ビニール袋を伸ばしに伸ばしてみかんを詰め込もうとする方と現在のお客様・私たちとの相性が合わないこともそうですが、それを分かりつつお迎えをさせていただくことはお互いの不幸にもなりますしね。

ビニール袋が破れるほどまで伸ばしに伸ばさなくても、『これはひとつのお遊び』そう思える方とおまけにみかんを入れて下さる店主のような関係とでもいうのでしょうか。

これは社会的地位や金銭的豊かさがさせることではなく、その方の自身の心の余裕によるものだと思うと、サイトやブログ、SNSなどでおトク感をアピールすることは逆効果になると判断。
以降、そうしたご案内を控えることにしました。

12月はブログもタイムラインも来店を拒むかのような投稿を続けてきましたが、その理由は動画で語られていることと同じで、これは平月においても言えることですから積極的な集客を考えないことにしました。

それでも私たちと似たような感覚をお持ちの方へお届けすることができれば。と言いつつ。
読んでいただけないようにダラダラと長文で書いている私もいけないのですが、これは個人の日記という理解。運が良ければお届けできるのかな。と。😅

既存のお客様にもご覧いただけないちづるのウェヴ。
ご贔屓様になっていただくチャンスは ”実際にご利用をいただいたその時しかなくて” 、その少ないチャンスでさえ色恋目的による利用だったり、タイパ・コスパ好きの方によるご利用であったり。
思うようにいかないまま、あっという間に1年が過ぎてしまいました。

サービスの内容に差を設けることはありませんが、『ビニール袋が破れるほどまで伸ばしに伸ばさなくてもこれはひとつのお遊び。と思える方とおまけにみかんを入れて下さる店主。』の関係は大切というか、そこが本当のちづるの姿で、そうしたことを一つずつ丁寧に積み重ねて行くことでお感じいただける方に出会うしか方法がなく、集客という意味では本当に苦労した1年。

そうした方は本当に少なくて、10年近くこのお仕事をさせていただいていますが、1年で一人お会いできるかどうか。というほどの難しいご縁なのですが、そうした中、ご理解いただける方とのご縁があったことは嬉しかったこと。😊

中には経営者や役職者、地元の名士が利用されることで『客層の良さ』を売りにされるお店もありますが、それは売上やお店の格とでもいうのでしょうか。
お店にとって都合の良いことでしかない場合が多くて、こうしたこともこれまでの10年で感じてきたこと。

私たちが目指すものは高級化ではなく、私たちと価値観を共有して下さる方のサードプレイス。
ご贔屓下さるお客様にとっての良き伴走者として存在できること。

こうした時代ですから、タイパ・コスパに優れたお店への転換を図ることなのかも知れませんが、『飲まなきゃやってられない』という経営者・スタッフの声を聞くということは少なからず客層に問題を抱えているということですものね。

良いお客様と共に来年も歩ませていただけるよう今後も精一杯の努力を続けて行きたいと思うのでした。

ちづるは既存のお客様の人の質にお支えをいただき、この1年を乗り切ることができました。
最後になりましたが、本当にありがとうございました。🙇‍♀️

来年もできる精一杯をさせていただきます。
宜しくお願いいたします。

今年中にもう一つ更新できればと考えています。
次回は『できませんと言わない!』というタイトルで。

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