廃業の選択をするなら その前に。

手厚い支援をいただけたことでどうにか乗り切ることが出来たコロナ騒動。
コロナさえ終われば!と思って頑張ってきたんですけれどね。

ウクライナ問題がもたらした世界的な物価上昇。
事前の準備、対策をしておかなくてはいけなかった訳ですが、当時も今も穴の開いたバケツの補修に追われてばかりというのは経済音痴の私の甘さによるもの。

またまた暗いお話から始まってしまいましたが、この暗い世の中の雰囲気。
もう5年近く続いていますものね。

生活防衛の意識の高まりは二次会需要の私たちだけの問題ではなさそうで、街全体の活気をみても分かると思います。

昨年末から続く物価の高騰と併せて厳しさを増すばかりで、何をしなくてはいけないのか。って、絞れないというほど絞った雑巾をもう一度 絞るとでもいうのでしょうか。

そんな作業を繰り返す毎日。
まだまだ沈んでしまう訳にいかない!と思うのは、ちづるを必要として下さるお客様もいらっしゃいますし、単なる遊び場としてのスナックから離れたいという思いもあってのことですが、胃の痛い毎日を過ごすのはこれまで経験したことのない辛さを超えた感覚、、、

どれだけ頭をひねってみてもアイデアのひとつも出なくて、それでも同じことの繰り返しでは馬鹿の一つ覚えということですから、これだ!と思うことをとにかくやってみようと。

「夜の社交場」継承に取り組む会社の“出張スナック” 東京都国立市で開店

こうした取り組みも考えなかった訳ではありませんが、これは私たちが進もうとする方向とは違うことで実現には至りませんでしたが、私たちなりにコロナ騒動を通してというか、このお仕事をさせていただく中で感じ続けてきたこともたくさんあって、それをすることなく廃業の選択をすれば大きな後悔となってしまいそうで、私たちの判断が廃業に突き進んでいたとしてもこれだけはやっておこう!。と。😊

こちらにも書かせていただきましたが、『飲んで売って騒いで。でしたら私たちのようなお婆さんじゃない方が良い!』ですものね。

私たちも多くの若いお客様で賑わうお店を作りたいという考えもなくて、成熟した大人、戦っていらっしゃる大人が安心して鎧を脱いで寛げる空間・時間、接遇を思うのですが、これは本当に難しいこと。
※若いというのは年齢であるとは考えていなくて、人としての成熟度とでもいうのでしょうか。

で。

仮にそれが出来たとしても。
商売ということでは全くダメだとは思うのですが、それでも良いとママも私も考えているのは、この先 実現させたいと思うことに魅力を感じているから。

またまた長くて意味不明になりそうですので、今日はここまで。
またの機会にお話の続きをさせていただこうと思います。😊

2024年梅雨が明けた日のこと。

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