3年越しの。


21年3月。 コロナの真っ只中に始めたのがカレーのテイクアウト。

それ以前に始めた味噌で煮込んだ名古屋おでんが全くダメで、その第二弾として考えたんですけれどね。

鹿児島というか、九州は甘いお醤油ということもありますし、カレーのお店が少ない印象。
あっても食べてみるとやっぱり甘くて、辛いものが苦手という方も多いですしね。

つくづく商売のセンスに乏しい私たち、、、😅

専門店に負けないようにと、良質な材料と時間、しっかり手間ひまかけてご用意をさせていただいたのですが、お気に入りのお店もあるでしょうしね。

おまけにスナックのカレー?だなんて、見向きされるはずもないことを分かりつつ、手持無沙汰な毎日を過ごすことに耐えられなかったということもあります。

カレーもそうですが、美味しいもの好きのママと私で始めてみましたが、これが全くと言って良いほど反応がなくて、それでもとにかくお店が動いていることを知ってもらうこと。

そう都合よく考えるようにしていましたが、良い材料を使っていましたので続ければ続けるほど赤字は膨らみますし、別のことに時間を割いた方が良いということでやめることにした訳ですけれど、その後も諦めることができず、カレー作りをずっと続けてあれから3年。

私たちの目指していたカレーを作ることが出来ました!😊

壱番屋さんは私が学生の頃にチェーン展開を始めた会社。
当時、店舗展開の勢いの凄さに驚くほどでしたが、私が気に入っていたのは壱番屋さんの理念。

ニコ・キビ・ハキという姿勢に強い衝撃を受けたこともありますし、辛さを選ぶことが出来たり、お惣菜を選ぶことが出来たり。

もちろん、クセになる美味しさもあって、大好きなカレーのひとつ。🍛
どこの街でも壱番屋さんを見かけるようになってからはランチは必ず壱番屋さんと決めていたほど。

お友達からは『顔が黄色になってきたよ。』と笑われるほど。

霧島にも壱番屋さんはあるのですが、営業時間が重なっていることからなかなか行く機会がなくて、だったら作ってみよう!ということになったのですが、これがなかなか、、、

ネットでは再現レシピがたくさん紹介されていますが、参考にしてみても近いものはできるのですが、これ!というものはなかなかできなかったことのほか、鹿屋市でいただいた夢小僧さんのカレーに衝撃を受けたことで迷いが生じたということもあります。

壱番屋さんの再現よりも個性的な夢小僧さんのカレー路線に走ってしまったことから迷走を続けることに、、、😅

作れば作るほど迷路の奥の奥に行くような感じで、カレー作りに挑戦した方でしたら分かると思いますが、どんどん深みにはまって何が何だか分からなくなってしまうんですね。

その頃に作ったのがテイクアウトのカレーなんですが、オリジナルに近づくどころか遠くなるばかりで、それでも試行錯誤を続けていたんですけれどね。

試食を繰り返しては・・・

どれだけ試食を繰り返したか分からないほど。
どれだけ作っても美味しくならないことから、最後は『自分がカレーを食べたいから』だなんて、開き直ってしまったほど。

なんですが、どうしても諦めきれなくて作り続けていた訳ですが、初心に返って?ではありませんが、夢小僧さんの路線は諦めて壱番屋さんに近づけてみようと。

ドラム缶が要るほど!というほど試作、試食を重ねることになりましたが、先日、やっと思い通りのカレーを作ることができました!😊

壱番屋さんのカレーに限りなく近づけたもので、オリジナルではありませんのでいけないんですけれどね。

それでもお店を始めてからなかなか行くことが出来なかった壱番屋さんの味に近いカレーには十分満足しています。って。

すべてママが作ってくれたんですけれどね。😅
ママ。いつも美味しいお料理をありがとうございます。

最後に。

心からのサービスは真似できない

私たちも壱番屋さんのようになれるよう努力を続けていきたいと思います。

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