『お別れ』と書かせていただいたのは2020年2月29日のこと。
スターバックスコーヒーの前を通るたび、
忘れることのできない大切な大切な時間を思い出します。
大切過ぎて。
懐かしさが寂しさに変わることが怖くて、通り過ぎることしかできませんでしたが、
時間も経ちましたし、美味しいパン屋さんの魅力に負けて。😅
今年に入ってようやく建物の中に入ることができました。
私がいつも見るものは洗練された空間ではなく天井。
感じたいものはその中にあった空気。
2年間という長い時間は私の中で止まっていて、
ここに入ることで止まっていた時間が動き始める。
懐かしさと温かさを感じる空間。
思い出は風化して、上書きされることで消えていくものと言われますが、
グズグズした私は風化するまでの時間がうんと必要で、
上書きされないことで懐かしさと寂しさの複雑な気持ちを引きずってしまうんですけれどね。
引き合わせていただけたということなのだと思うのです。
再会できて時計が動き始めたような。
嬉しさでいっぱいの夜になりました。
時間はまた止まってしまうんですけれど、
今度は前向きにその止まった時間を過ごせるような気がするのです。
おしまい。😊