意欲が低下してしまうその前に!

定年退職後の〈孤立〉だけが問題ではない…人と会話しても「なぜか虚しい」と感じるあなたに知ってほしいこと【心理学博士の助言】

どうでもいいような社交話によって気が紛れることはあっても、ほんとうに気になっていることを話せる相手、ときに深い話もできる相手がいないとストレスは溜まるばかりである。

心理学者のジュラードは、「自己開示」は心の健康にとって非常に重要であり、自己開示できる相手が少なくともひとりいることが精神的健康に至るための条件であるという。

Google AI 定年後における家族以外の人と会話する頻度

会話が少ない層の場合、「1週間に1回以下」しか話をしない状況にあるのは男性で11.8%、女性で6.6%。
未婚・離別者の場合、未婚者の33.0%、離別者の27.0%が「2〜3日に1回以下」というデータが示されていますが、そんなことないでしょう。と思いつつ、現役の頃と比較して定年後における人間関係は減ってしまいがちですものね。

濡れ落ち葉
そんな言葉がありますが、これは定年後における人間関係の変化によって起きることで同僚とのお付き合いが活発であったとしても少なからず起きるもの。

家庭以外に居場所を見つけることができれば良いのですが、ほんとうに気になっていることを話せる相手、ときに深い話もできる相手がいないとストレスは溜まるばかりと記事にもあるように自己開示をする相手の必要性もそうですし、共に伴走してくれる人がいないことで孤独感は強まるばかり。

私の父はまさにぬれ落ち葉のような人でリタイア後、母に対する依存心が高くなったことで逆に母との距離ができてしまい、同居しているにも関わらず孤独な毎日。

仕事一筋で生きてきたこともそうですし、社交性も高くないことから孤独な時間を過ごしていますが、似たように過ごされている方が多いように感じるんですね。

「そんなの関係ないよ!」という方でも加齢とともにお友達とその家族の状況も変化していきますから、次第に会う機会は減ってしまいますし、コミュニティーなどに参加、溶け込むことが出来れば良いのですが、そうでない場合、新たに友達を作ろうと思っても会社を退職していることから難しいでしょうしね。

70歳の壁を苦労することなく超えるためには健康であることと同時に精神的支えになる”人と環境”を整えておくことの大切さについて、ちょいカラサロンの運営を通して強く感じていますが、「リタイアするまで想像できない。」という方が多いのでしょう。
この手のお話をさせていただいても皆さんピンとこないご様子、、、

ですが人も環境もそう簡単に整うことなんてありませんものね。

特に人間関係の構築が苦手、社交性が低い方の場合、リタイア後から着手しても間に合わないかも知れないでしょうしね。
そう思うと早い段階で苦手の克服をしておくことだと思うのです。

社交性が高く、精神衛生上必要な自己開示量を維持できる方でしたら心配はいりませんが、社交性・自己開示量共に低く、伴走してくれる人に恵まれない。いない。というような状況ですと、生涯孤独のまま過ごさなくてはいけなくなってしまうはず!😱

「そんなことないさ」「孤独のままでも大丈夫」と思えるのは、心身共に健康でいられる現役時代に感じることですが、高齢期にみられるアパシーによる意欲低下は認知・身体機能にも影響が及ぶそうで、そうなってしまうと孤独から抜け出すことは絶望的に状況、、、

そう考えると65歳で定年を迎えるという方の場合、人と環境を整える時間があまりにも短すぎることで十分な用意をすることができないはず。

65歳以上の高齢者の約3割がアパシーという結果もあるようですから社交的でない方の場合、定年と同時に”人と環境”を整える準備を始めた場合、時すでに遅しということに。

そう考えるとリタイアする数年前にその準備をしておくことは孤独な老後を過ごさないために何よりも先に備えておくことだと。
そう思うのです。

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