閑古鳥の大群に襲われることの利点。 Ⅱ

廃業と隣り合わせのちづる。
往生際の悪さから動画のような私たち、、、😅

ご利用下さるお客様への満足度を高めることが集客に繋がらないことは経験上分かっていることですが、残りの時間は少なくてもそこだけは外したくないと思うのは、私たちの考える接客を行うことが出来ることによるもの。

調査の結果、業績の良い店舗ほど顧客満足度が低い理由がわかりました。よくよく考えると当たり前ですが、業績の良い店舗は来店数が多く混み合っています。顧客の来店する時間帯はある程度集中する傾向にあるため、待ち時間が多くなるのです。どの店舗も受付カードが設置されており、カードを引いた時点で“何名が待っているのか”がわかるわけですが、もっとも来店の多くなる夕方以降は20名以上が待ちという状況も少なくありません。
・企業価値向上経営.com 『全然儲からない???間違いだらけの顧客満足!

『自社なりの“顧客満足”の定義を明確にしなければなりません。その定義を曖昧にしている結果、「顧客満足が売上につながらない」といったおかしなことに陥ってしまうのです。』これはちづるのことで、常に廃業と隣り合わせの状況を作っている訳ですが、今は耐える時期と考えています。

これまで色々と試してきましたが、ご利用人数が増えてしまうと顧客満足度の低下を招くというか、それなりにお客様には楽しんでお帰りをいただくことは出来ましたが、それでは『ちづるらしさ』をお感じいただけないというのでしょうか。

飲んで歌って、賑やかなのは良いことですが、スタッフが少ないということもありますが、私たちの考えるサービスのご提供ということで考えると出来ないことも多くて、それでも閑古鳥に占領されるより良いのでは。という考えもあるとは思いますが、長期的に考えると埋もれていくとでもいうのでしょうか。

こうした街の状況を考えると、どこのお店でも満足度ということでは高めになっているとは思いますが、スタッフに対するお客様の人数・割合を考えると、ちづるは閑古鳥に占領されていた方が良いのかな。と、、、

残り時間の少ない私たちが呑気なことを言っていられる状況ではありませんが、ちづるに価値をお感じいただける方のご利用もあることから、それを続けながら手厚くしていく道を選ぶことだと考えています。

オープンから9年。
コロナ騒動を通して分かってきたことはご利用客数が少なければ少ないほど満足度を高めることができるということ。

そんなの落ち着かないよ。と仰られる方の場合でもこれは慣れの問題。
もちろん、性格ということもありますし、接客係のあり方にもよって異なるとは思いますが、ちづるに於いては大人数のご利用よりも個別対応をさせていただく方が合っていて、来月からはもう一段 ギアを上げていこうと考えているところ。

廃業の選択とお店を深化させることとどちらが早くなるか分かりませんが、方向性としては大きな間違いはないと思うと、深化のスピードを上げなくてはいけない訳ですが、それには費用と時間以外に労力が必要ということで、こちらもなかなか難しいところなのですが、労力ということでは工夫をすればもう少し出来ると思いますので、来月はそれにチャレンジしてみようと思います。😊

高級感は全くありませんし、お感じいただけないとは思いますが、贅沢な時間。 楽しい時間をご提供できるよう来月も頑張ります!

おしまい。

PAGE TOP