スタート地点。


お昼間のお仕事に就いたことでプレゼントした自転車。

乗り始めたのは鹿児島で一番寒い季節で、『厳しい時を乗り越えたね』と話していた矢先のこと。 今年の春は雨続きですものね。😣

今朝も早朝のアルバイトがありましたので、ちづるでのお仕事は0時まで。
自転車で自宅に戻って、すこし仮眠をとってアルバイト、、、

聞き分けのなかった頃は『厳しい環境に身を置くこと!』
そう思っていたのですが、あまりにも急成長しているSちゃん。

甘やかしすぎてはいけませんが、0時で退店した後、ママのお家で休むよう提案してみたんですけれど、気を遣ったのかも知れません。

40分ほどでしょうか。
自転車で自宅に戻ることを決めた彼女。

途中で不都合があればいつでもママのお家で休んでいいよ。と話していますが、今のところ愚痴ひとつ言うことなく、いつものリズムで頑張っています。

昨夜はかなり雨が降っていましたので心配をしましたが、
昨夜もいつも通り、自転車で来て自転車で帰る、、、

毎日頑張っている彼女。
一番厳しい時期を乗り越えたばかりなのにと応援することしかできない悔しさを感じるばかり。

お店から彼女の自宅までは車でも時間がかかりますから、それを思うとかわいそうに思うんですけれどね。

早朝のアルバイトは虐められるようなことはないそうですが、戦争のような忙しさ。
かなりの厳しさのようで、シフトも思うように入ることが出来ないようで、それもかわいそうに思うのですが、私たちのそういう姿勢が彼女のためになれば良いのですが、逆効果になってしまうでしょうしね。

世の中はホント厳しいもので、ママも私もそういうことを経ての今ということを考えると、
自堕落に過ごしてきたツケを清算する時期なのかも。

ママとそんなことを話しています。

さて、私の人生の中でも見たことがないほどの成長ぶりを見せているSちゃん。
ブログでぼやく必要もないほどの成長ぶりで驚くことばかりなんですけれどね。

今日はそんなお話をさせていただこうと思います。

コンビニで買ったスパークリングワイン。
350ml缶なんですけれどね。

Sちゃんが試してみて美味しかったようで、ママにもということで買ってきてくれたのですが、
あまりお酒が得意でないお客様にも試していただこうと買ってきたと、、、

他人のことを気にする余裕なんてない!とヘラヘラしながら言い切っていた彼女。
今は複数のアルバイトをしていますが、それでも出費もあってそんなに余裕のない中、誰かのために買うということですよね。

買えるか、買えないか。
買おうとするか、しないか。
お金を捨てる。は変な言い方なんですけれど、自分自身の為ばかりに使わないという意味。

彼女にそんなお話をしたことがあって、それが頭の中にあったのだと思います。
それを自分以外の人のために使うことをしてきたか。できたかといえば、彼女の頭の中には全くないことだったと思うんですね。

昨日も新規開店のスーパーでヤクルトが安く販売されていたから。と言って、ママと私に1本ずつプレゼントしてくれたのですが、こうした変化は本当に嬉しいこと!

命を削って。は大袈裟ですが、私たちはそう考えているんですね。
自分の時間を削って働くことで得た貴重なお金。

わずか数百円だとしても、それさえできない人が多いように感じていて、彼女から見た支出の割合としては大きいはずにも関わらず、見返りというのでしょうか。

下心的なものも何もなくて、相手のことを思ってお金を捨てることが出来るようになるなんて何万年も先のことだと思っていただけに驚くばかり。

厄落としではありませんが、長く生きてきてお金を捨てる大切さとでもいうのでしょうか。
なのでママも私も。ちづるも貧乏のままなんですけれど、不思議な巡り合わせ、ご縁によって生かされてきたことを思うと、彼女には同じでなくてもそれに近い道を歩んでほしいと思っていましたので本当に良かったと。

で、そこが幸せのスタート地点とでもいうのでしょうか。
してもらうばかりでしてあげることのない人。できない人。思いつかない人、、、

多くなったように感じていますが、それをすること。
命を削ったお金を捨てることで厄落としというか、幸せを買うというか。

人には欲もありますしね。
物を満たすことでの幸せもあるとは思いますが精神的幸せは手に入れることはできませんものね。

幸福感、信頼感、向社会行動。

あれから半年足らずですが、それぞれに芽が出始めてきて、まだまだ不足していることもありますが、幸せの基本となるこの3つの芽が育ちつつあることを嬉しく感じています。😊

えっ! ちづるでのお仕事ですか?
こちらは全くダメということで。😅

ですが、お客様にお褒めいただくことも多くなったことは事実。
私たちの大切な娘のお話でした。

厳しさも辛さも貧乏も。
3人で楽しんでいきましょうね。

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