取れるストレス。取れないストレス。

スタッフも参加者も高齢者 孤食防ぎ談笑「おしゃべり食堂」が人気

「食事をしながら、隣の人と健康の話題やおいしい食べ物のことなどをおしゃべりでき、頭の活性化につながっています」と話す常連客。

高齢者でなくても孤食は栄養面での問題があるほか、精神的にも心の病気を誘発しやすいなどの弊害があるのだとか、、、

ひとり暮らしの男性はひとりで食事をしていると2.7 倍うつになりやすい

以前も書かせていただきましたが「おしゃべり食堂」も伴走のひとつだと考えると、とても良い取り組みだと思うんですね。

栄養の偏りということよりも人と話すことは認知機能の低下もそうだとは思いますが、何より意欲的になれることが良いこと!

ただ。
自分のことを理解して欲しいという方が多いでしょうから、そう考えるとどうなのでしょう。

利用される方の性格にもよるとは思いますが、聞き手になってしまう方もいらっしゃるでしょうから、はじめは良くても、消化不良とでもいうのでしょうか。

内向的な私ですから、そんなことを感じると思うんですね。
もちろん、運営されている方はそういった部分のケアもされていらっしゃるとは思いますが、そういった気づかいをされること自体 私にはストレスで、次第に足が向かなくなってしまうかも。

今日はそんなお話をさせていただこうと思います。

これと似たようなことはちづるでも感じることですが、積極的な方と消極的な方。
積極的な方の発言量が多くて、消極的な方はどうしても聞き役になりがち、、、

人の話を聞きに来た訳じゃないのに。と思う方もいらっしゃると思うのです。

なんですけれど!
ちづるは閑古鳥に占領されていますので、消極的な方でも楽しくお過ごしをいただけます。

ただし、これは平日において。ということ。
多くの方は翌日がお休みの日を選ばれますので、どうしても週末にお客様が集中しやすくて、本当の意味でのストレスの解消ということから考えると、あまり意味がないと思うんですね。

大切なのは滞在時間ではなく会話量。

お酒を飲むこと。 歌うことでストレスの解消にはならない!は言い過ぎですが、逃避行動としては良くてもストレスの解消にはあまり役に立たないのではないでしょうか。

ストレスの内容にもよりますが、逃避行動で得られる程度のストレスの解消は社会的責任から離れた子供、高齢者には効果的だとは思いますが、社会的責任が重くなればなるほど効果は期待できなくなる、、、🤔

逃避をしたに過ぎないだけで根本的問題の解決、糸口を見つけて補修したことにはなりませんから無意味!とまでは言いませんが、勿体ないと思うんですね。

私の好きな動画のひとつで、ブログでもよくご紹介をさせていただいているアイナメの煮つけのお話を楽しそうにされている男性。

いきなり本題でも構いませんが、こんなお話からでも良いと思うんですね。
大切なことは会話量をとにかく増やすことで、その内容もご自身に関することが良いと思うのです。

他人が話していることを聞いているだけで楽しい。
賑やかな空間に身を置くだけで十分。

そう仰られる方もいて、その方の性格にもよるとは思いますが、それでもやはりご自身のことを遠慮なく話されることは満足感ということではとてもとても大切なこと!

どんなに高価なお酒を召し上がられても、喉が枯れるまで歌ってみたところでも決して得ることのできない感覚。 ストレス発散のバカ騒ぎではなく、本当の意味での大人のための第三の居場所。 サードプレイスとしてご利用をいただきたいと思います。😊

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