スナックからの脱却作戦 その三。

飲み屋の料金が想像を上回ってくる理由【ボッタクリではない】

無料案内所に「ボッタクられた」と言いに来る方がいるのですが、よく話を聞くと店側は料金システム通りでボッタクリではない場合が大半です。他にも「こんなに飲んだかな?」と金額に納得せずに支払った経験がある方もいるのではないでしょうか。

こういったことが起こるのは料金システムを理解していないのが最大の理由です。
よさこい無料案内所 飲み屋の料金が想像を上回ってくる理由【ボッタクリではない】

wikipedia ぼったくり
ぼったくりとは、法外な料金を取ること。力ずくで奪い取ること。ぶったくり。「ぼっ」は「ぼる」(暴利)から

上記リンクはコロナの分類変更から2か月後の福島県の繁華街の様子について書かれた記事ですが、人件費を含めて物価高が続いていることから状況はさらに悪化しているのでは、、、

それは国分でも同じ状況で、お客様にお話を伺うと南九州一の繁華街と呼ばれる天文館でも以前のような賑わいを感じられないとのこと。😢

今日はそんなお話をさせていただこうと思います。

リーマンショック直後、旅行先でスナックを利用したことがありました。
タクシーの運転手さんおススメのお店に案内をしていただきましたが怖くなるほど静まり返った店内。

接客係は私たちの前に座っているだけで何も話しかけてくることはなく、明らかに退屈そうな顔。
せっかくの旅行の夜 そんな雰囲気では楽しくありませんものね。

1時間ほどでお店を出ることにしたのですが、ウーロン茶1杯とわずかな乾きものだったのですが伝票を見ると〇万円!

入店時にメニューを確認しなかったこともありましたし、旅先で嫌な思い出になってしまってもと思い、言われるままに支払いましたが、翌日、地元の方にその話をすると「あそこはタクシーと一緒になってるからね」って。

運転手さん個人がしていることだと思いますが、お店からリベートを受け取っているというのは地元では有名な話だったよう、、、

大好きな土地だったのですが、それ以来、足が向かなくなってしまったことを残念に思うことがあります。

そんな業種にいる私たち。
キャストドリンク制を取り入れたことから、おまえたちも同じじゃないか!

メニューに記載してある価格の倍以上のご請求をさせていただいていましたので、そうお感じになられた方もいらっしゃったと思います。

トラブルはありませんでしたが、私たち自身、夜のお店の料金システムにずっと疑問を感じていて、ですが、夜はそういうもの。という認識はある程度、お客様も理解されていて、それに甘え続けていたということですが、ドキドキしながらお仕事をしなくてはいけないこともそうですし、お客様の公平さに大きく欠けることにも疑問を感じていたこともあって、料金システムの見直しに着手したのが昨年末のこと。

ご請求金額にほとんど変化はありませんでしたが、見える金額ですよね。

何も変えずに営業を続けていれば閑古鳥の大群に占拠されることなく、以前と同じような店舗運営を行うことが出来たとは思うのですが、キャストドリンク制と決別した店舗運営を行うことは双方にとって良いことですものね。😊

入口価格は撒き餌のようなものではいけないと思うのです。
これはお店それぞれの考え方によるものですが、私たちはそう考えました。

と、今日はここまで。
今からお店のお掃除に行ってきます。

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