不思議な子。😅

鶏鳴狗盗さんと入れ替わるように来てくれたのが、不思議ちゃん。

彼女も夜の世界の経験者。
地元の高級店に在籍していたというだけあって、しっかり教育をされたのでしょう。

座る姿がとても美しくて、崩れるように座る鶏鳴狗盗さんとはあまりにも対照的。
年齢も彼女より若いということもありましたので、鶏鳴狗盗さんにはフロア責任者としての自覚が芽生えるかも。との思いがあったほか、私たちのお願いについても『丈夫です』『できます!』と密かな自信を感じましたので採用することに。

この直後、鶏鳴狗盗さんは退店することになりましたが、今思うと、それで良かったと思っていますが、今日はこの不思議ちゃんについて書かせていただこうと思います。

過去にキャバクラに努めていた経験者を採用したことがあります。
なかなかの美貌とスタイルの持ち主でしたが、お客様からは『ちづるの雰囲気に合ってないよ』の声も多く、その子自身も水が合わなかったのだと思います。

ご縁はなくなってしまいましたが、私たち自身、夜のお仕事が未経験ということもあって、学べるところがあれば学びたいという思いもあり、経験者を積極的に採用したいと考えていた時期でしたので残念なできごとでしたが、創業から振り返ってみて、採用・非採用に関らず、夜のお仕事経験者に感じるのは、色々な面で私たちの考えと大きな差があるということです。

これは良い悪いということではなく、店舗運営を行う上での考え方の差によるもの。

色恋の範囲に入ると思いますが、それを営業のポイントとする考えが強すぎるとでもいうのでしょうか。
また、お客様よりも働く側が『かわいいね。 きれいだね。』など、チヤホヤされることでモチベーションとでもいうのでしょうか、、、

お酒を作ることや一連の接客はできても、楽しい夜をお持ち帰りいただこうという考えが、私たちほどは感じられなくて、自分自身の価値を高めたいというのでしょうか。
私の個人的な偏見によるものだとは思いますが、そう感じるんですね。

ですので、この世界のことを知って、それに少しでも近づけたいという考え自体、間違っていた訳ですが、それにハッキリ気付いたのはコロナ禍でのこと。😅

お婆さんが真似をしてみても到底受け入れていただくことはできないでしょうし、無理をすれば悲壮感が漂うでしょうしね。😅

何よりちづるをご贔屓下さるお客様が動画のような世界を求めてはいらっしゃいませんし、無理にそうした方向にお店を向けていくことは、こうした世界がお好きな方ならともかく、既存のお客様を馬鹿にしていることにもなってしまいますしね。

ですので、地道にコツコツ接客と接遇。

夜の世界において、ちづるのようなお店は埋もれていくばかりで、閑古鳥にはさらに居心地の良い環境を与えてしまっている訳ですが、そのことで成熟した大人の方にご利用いただけるようなりましたので、私たちにはこれしかないと。 そんなことを思うんですね。

さて、偉そうなことを書いている私。
全く過去の反省が活かされないまま今回も採用してしまった訳ですが、面接の際の彼女。

これでひと月ほどお仕事を手伝ってもらっていますが、動くことは苦にならないと本人が言う通り、テキパキと動いてくれています。

ママが厨房で作業をしていれば、ママの元に行って『何かお手伝いすることはありますか』など、どっかり座って何もしない鶏鳴狗盗さんとは大違い。

細かな部分まで気が付く彼女の動きはずっと観察してしまうほどで、しかも嫌な表情を全く見せることがないのも好感!😊

なんですが、問題なのが大丈夫です! できます!と言っていた接客、、、

大人しい性格という訳ではないと思います。
これは前職の躾によるものなのかも知れませんが、積極的にお客様に話しかけることができないんですね。

彼女にはお客様の迷惑にならないようになどの言い分はあるようですが、私たちの求めるものは難しいという感じ。

彼女を気遣って話しかけて下さるお客様もいらっしゃいますが、いきなり、『東京と京都は何が違うんですか。』など、その受け答えがあまりにも突拍子過ぎて、困惑されるお客様も多いんですね、、、🤔

また、お酒の好きな彼女。
深夜営業ではお客さんとしてお酒とカラオケを楽しんでいますが、深夜営業の〆でママが出してくれるカレーライスを一気に食べると大きな声で『おかわりしてもいいですか!』と元気満々。

お腹いっぱいになると今度は立ち上がって歌い始めるのですが、周囲が驚くほど音やリズムが外れていて、それでも元気満々、楽しそうに歌うんですね。

こうした彼女の不思議さだったのでしょう。

色々話を聞いていく中で、若い頃から夜のお店を転々、、、
しかもどこも長続きすることがないだけでなく、クビと言われて転々とするしかなかったとのこと、、、

お客さんからクレームがあるから辞めて!と言われたこともあったようで、接客係としては不適格の烙印を押され続けてきたと知って大ショック、、、😅

つくづく見る目のない自身のことを反省しているところ。

今は試用期間中ですが、こうした彼女。
今後どうしましょうか。
そんなことを先日、ママとじっくり話し合いましたが、嫌な表情をひとつも見せることがないこともそうですし、テキパキと積極的に動くこともそう。

夜のお仕事を続けてたことによる擦れ感も全く感じさせることもなくて、それどころか幼稚園児のような無邪気さ。

この無邪気さが突拍子もない発言をさせていると思うと、鶏鳴狗盗さんのような心の汚れを感じないんですね。

ですが、お客様からクレームが出るようではいけませんから、ここもしっかり見直しをしてみましたが、皆さん おかしいな。とはお感じになっているようですが、それなりに受け入れて下さって、それに甘えてはいけないと思いつつ、私たちでフォローするようにしていますが、う~ん、、、という感じ。

お仕事のある週末以外でもお店に遊びに来てくれたり、個人的にはとても可愛いんですけれど、その判断にとても迷っているところですが、彼女の存在がHちゃんの為にもなるでしょうし、ちづるを辞めた後、雇用はされると思いますが、すぐに戦力外通告を受けるでしょうし、お昼間のお仕事に就けるかといえば、かなり困難だと思うんですね。

それほど不思議な感覚の彼女。
辞めて欲しいとは思っていませんが、どうにかならないのかなと悩むばかり。😅

ブログやタイムラインで書かせていただいている私たちの理念とは遠いところにいる彼女。
今日は私の愚痴ということで。🙇‍♀️


もう少しだけ。

悪い子ではないと思いますが、私たちの考え方を共有できるか。といえば、Hちゃんと違って、現状では全くできないと考えています。

彼女には彼女独自の考え方があり、その考え方に自信があるようですので、考え方を変えることは難しいと思うのですが、『こうしてね』とお願いをすることは嫌な顔をすることなくしてくれますので、形だけということですが、お客様に失礼な接客をさせていただくことはないと思います。

ですので3ヶ月の試用期間を終えるまでに都度、お願いという名の教育をしていく必要があると考えているほか、それでも難しいと思えば、試用期間を延長するか正規の報酬は支払う価値がないことから減額をするなどの説明をして続けてもらおうと考えているところ。

しっかり教育のできない私たちがいけないのですが、一気にしかもたくさん詰め込めるかといえば、それも難しくて、ですのでお客様には驚かれることばかりかと思いますが、長~い目で温かく見守っていただきたいとお願いをさせていただきます。🙇‍♀️

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