口腔機能の低下と転倒の関連

口腔機能が低下していると転倒しやすいことが判明

掲載紙情報
発表雑誌: Geriatrics
論 文 名: Oral Frailty as a Risk Factor for Fall Incidents among Community-Dwelling People
著 者: Hisayo Yokoyama, Yugo Kitano
掲載URL: https://doi.org/10.3390/geriatrics9020054

5. 結論
本研究では、地域在住者を対象としたオーラルフレイル指標(KCL)に基づくウェブ調査を実施し、オーラルフレイルと転倒の関連性を検証した。その結果、オーラルフレイルの存在は、その後1年間の転倒発生の独立した寄与因子であることが明らかになった。KCLを用いた簡易調査は、転倒リスクの高い者を同定するのに有用であり、健診などの現場で導入されることが期待される。今後は、予防の観点から、咀嚼能力を含む口腔機能への介入が高齢者の栄養状態や筋骨格機能を改善し、転倒リスクを低減できるかどうかについて、縦断的な研究が必要であり、そこから得られるエビデンスはケアプラン策定の参考となることが期待される。さらに、KCLを用いて予測される転倒リスクを高齢者にフィードバックすることは、高齢者が自立して日常の健康管理を行う上で有用であると考えられる。


医療法人峰瑛会
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