お帰りの際にお土産としてお渡しをさせていただいている五目いなりと細巻きの折詰。
こちらはご来店をいだきましたお客様へ私たちの感謝の気持ちを込めてお渡しをさせていただいています。😊
ちづるではこれ以外にもお客様にお喜びをいただけるよう各種サービスを行っていますが、お店の経費として計上しているものと、そうでないものがあり、今日はそんなお話をさせていただこうと思います。
ちづるはママも私も副業に就くことなくお仕事をさせていただいています。
『就くことなく』は正しくありませんでしたね。 需要がない。が正解でした。😅
常に閑古鳥に悩まされ、不安定ながらも店舗運営をさせていただくことができること、コロナ禍をお支え下さいましたお客様に対して、ママと二人で私たちにできることは何だろうと考え、コロナの分類変更直前からご用意をさせていただいていますが、多くのお客様には美味しいとお喜びをいただいています。
先日も『家に持って帰ったら、こんなことするお店なんてないよ。と話す妻と子供に食べられたよ。』のほか、出張でお越しのお客様には『明日の朝が早くて、朝食はいらないとホテルにお願いをしていたから、ホント助かるよ。』など、嬉しいお言葉を多く頂戴していますが、お料理をされる方でしたらお分かりをいただけると思いますが、いなりずしも細巻きも作るのはちょっぴり大変、、、
具材から全て仕込んで行かなくてはいけない訳ですが、そうしたひとつひとつの手間が私たちの感謝の気持ちとして伝わりますように。と心を込めてママと二人で作っています。
また、当然のことですが、シャリや具材なども作り置きをすることなく、すべて当日に調理したものをお渡しさせていただいていて、自家製のおしぼりもそうですが、こうしたことができるのも閑古鳥に占領されていることでできるのですが、お店のお掃除のほか、その他、営業に向けた準備をする中でのことから、時間に追われる毎日、、、
当時、何もすることなく過ごすことの辛さを考えれば、シャリを詰めていく作業、巻く作業など、時間に追われることがどれだけ幸せなことなんだろう。と苦しかった4年のことを思い出すんですね。
さて、先日お越しのお客様から冗談で『これも料金に入ってるの。』というご質問をいただきましたが、容器はお店の経費の中から購入していますが、魔法のお水と五目いなり、細巻きに関してはママ個人のお財布から支出をしていて、個人経営と専業ということから『お財布は同じじゃん!』と思われると思いますが、会計はしっかり区別するようにしています。😊
その他、ご贔屓下さるお客様へのお惣菜やお弁当の材料に関しても、これは同様で、私たちの気持ちで行うことですから、お店の経費を以てでなくてはココロは伝わらないという考えによるんですね。
これまでのご来店数を元にご用意をさせていただいていますが、コロナ禍よりも街の状況は悪くなっていますので、作り過ぎということもありますが、余ってしまったときは日頃お世話になっているタクシーの運転手さんへお夜食としてお配りをさせていただくようにしていますので、廃棄しなくてはいけないということはありません。
その逆に団体やグループでのご利用の際にはご準備をさせていただいた数では足りなくなってしまうことから、別途、別のもので対応をさせていただくようにしていますが、こちらはお店の経費として購入したものでご用意をさせていただいています。😅
ホントはもっと気の利いたものが良いと考えたのですが、痛みの少ない安全なものが良いということから五目いなりとさせていただきました。
試行錯誤を重ねてきましたので、ぜひお召し上がりをいただきたいと思います。