同様の推移ということでしたら病床使用率50%越までひと月程度ということでしょうか。
昨年と比較して死亡率は季節性インフルエンザ並みということで課題はあるのでしょうけれど、従来通りの対策を繰り返すしか手立てがないという状況に『7波に何も学んでいなかったのですか』と意地悪を言いたくなってしまいます。
●厚生労働省HP 国内の発生状況など
国内 11月 |
6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 | 12日 |
2021 新規 |
235 | 156 | 89 | 220 | 207 | 213 | 197 |
2021 死亡 |
3 | 1 | 3 | 3 | 2 | 5 | 1 |
死亡率 | 1.28 | 0.64 | 3.37 | 1.36 | 0.97 | 2.35 | 0.51 |
2022 新規 |
66,397 | 31,622 | 81,401 | 87,410 | 78,577 | 74,093 | |
2022 死亡 |
46 | 42 | 70 | 97 | 100 | 81 | |
死亡率 | 0.07 | 0.13 | 0.09 | 0.11 | 0.13 | 0.11 |
・2022年3月2日 日本の医療データベースから算出された季節性インフルエンザの重症化率
季節性インフルエンザの受診者が受診から 28 日以内に死亡する率は 0.09%、重症
17 化(ICU 利用または人工呼吸器装着)する率は 0.08%であり、死亡または重症化す
18 る率は 0.14%であった。また、28 日以内の入院率は 1.62%であった日本の医療データベースから算出された季節性インフルエンザの重症化率
奈良県立医科大学医学部
公衆衛生学講座 准教授 野田龍也
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000906106.pdf