【カワノアユミの盛り場より愛を込めて】
 古いしきたり残る水商売特有の出勤システム、地方キャバ衰退の原因に 
生き残るには若者に合わせた労働環境改善を

 

客についていない時間は店で無給で待機しなければならないというものだ。
 
無給で店にいる時間は「待機カット」と呼ばれ、都内などのキャバクラでは、保証時給時間が終わって来客予定がなければ「早上がり」の退勤もできる。一方、大阪など地方のキャバクラでは、今でも店に残らなければいけないことが多い。Z世代のキャストから見たら、まさに「タイパ」が悪いといえるだろう。

 

「遅刻や当欠が罰金になるから」といった声が多く聞かれた。客の来店次第では、希望のシフト通りに帰れず、アフターに行かなければいけないこともある。
 
キャバクラや高級クラブには今でも古いしきたりが残っていることがある。水商売を長く続けていた筆者からすれば当たり前のことでも、今どきの若者からすれば信じがたいのかもしれない。存続のためには、若者に合わせて労働環境の改善を進めていくべきだろう。

 

 

『労働環境の改善を進めていくべきだろう。』ですが、そろそろ働く側の人も真剣に考える時期だと思うのです。
 
ちづるでは夜の世界の常識に捉われないよう待遇の改善を進めていますが、これは『より良いお仕事』に力を貸してほしいと考えていることによるものですので、義務を遂行しようとすることなく、権利ばかり主張される方はエントリーをお控えください。

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