言いたいコト、書きたいコトバ…混じり気ナシ!
弘中綾香の「純度100%」~第34回~

 

お酒は一人で飲んでもおいしくないので、家ではまったく飲まない。何だか気持ちを切り替えられないまま、ベッドに入る。こんな日は寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりするから、翌日も引きずってしまったりして、これじゃあダメだなあと思うばかり。こんな日が続くと、モヤモヤが溜まっていく。

食事は何を食べるか、ではなく誰と食べるか、とはよく言ったもので、何となくしていたことが私にとって本当に大切なことだったんだ、と気づく。とりあえず今は、コンビニ爆買い爆食以外のストレス解消法が欲しい…。

 

 職場の雑談なくなった人を襲うモヤモヤの正体 
コロナ禍の孤立感で心を病み休職するケースも

 

ほかに話す人がいないことも多く、このご時世で人と会うことに制限がかかってしまうと、社交的な方でさえも引きこもる傾向にあります。業務上、頻繁に他者とのやり取りがあるものの、チャットやスラックなどの文字ツールで済ませてしまう頻度も高く、誰とも話さずに1日を過ごしてしまうなんてケースも散見されます。
 
孤立感から気持ちが沈んでしまい、ささいなことが気になるようになり、最終的には、上司からの指示が責められているように感じられ、連絡が来るだけで動悸が激しくなるなどの症状が出て、休職に追い込まれる方もいました。

 

長い間誰とも直接話さないと、考えがまとまらなくなったり、気持ちのコントロールが難しくなったりするのです。ですから、実際に会話のできるツールを積極的に使うということも大切です。映像が見られなくても音声だけでも、効果的です。
 
また、普段のやり取りが減っていると、単なる冗談と捉えられることも真に受けられてしまう可能性も高くなり、配慮が必要です。疎外感や孤立感が強いと、ストレートにものを言われただけでパワハラと受け取るケースが後を絶ちません。ゆえに、よかれと思ったアドバイスが相手を傷つけたり、追い詰めたりすることにもつながります。
 
こうしたことを予防していくためにも、面倒がらずにこまめに話し言葉を介したコミュニケーションを取ることと、具体的な意思表示をすることが望まれます。

 

何かを買ってみても食べてみても。
お酒もそうだと思いますが、それでストレスが解消されるかといえば、それは一時のこと。
大切なことは会って話をすることだと思うのです。
 

メールやLINEなどの文字のやり取りでストレスが解消するかと言えば、これも一時のもの。
それどころか負担に感じるようになることもあるようですから注意が必要。

 

相手の顔をみながら会話をすることで安心感も生まれますしね。
それをベースとして、食事やお酒を楽しむようにするとストレスはゆっくり消えていくと思うのです。😊

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