こんなはずじゃなかった・・・
そうならないために。😊
 

第三者のケガや損害などの賠償責任に備える保険
第三者のケガや損害などの賠償責任に備える保険
飲食店では、従業員や店舗側の過失で第三者へケガや損害を与えてしまうリスクもあります。お客さまの持ち物を汚してしまった、ケガをさせてしまった場合などに備え、損害賠償保険にも加入しておくと良いでしょう。
 
店舗が提供したものによって第三者へ被害が及び、損害賠償責任が発生した際などは、PL保険(生産物賠償責任保険)や店舗向け賠償責任保険が適用されます。
 
これらの保険が適用される主な事例を見てみましょう。
 
【店舗で食中毒が発生してしまった】
 
飲食店を営業するうえで、食中毒のリスクには常に注意が必要です。厚生労働省「食中毒統計資料」によると、令和4年における食中毒の発生数は962件、患者数は6,856人に上り、そのうち約40%が飲食店で発生したものでした。
 
ウイルスや細菌が発生した料理を食べたことでお客さまが食中毒を起こした場合、慰謝料や損害賠償金を請求される可能性があります。実際に、40代の男性が飲食店の食事でカンピロバクター食中毒を原因としたギランバレー症候群を発症し、飲食店に1億円を超える賠償金が請求された事例もありました。
 
【出典】(公)日本食品衛生協会共済タイムスより
 
【従業員が飲食物提供中、お客さまにケガや損害を与えてしまった】
 
飲食店において第三者に損害を与えてしまうケースは、食中毒以外にも、飲食物の提供時にお客さまの衣類を汚してしまう、従業員のミスでお客さまを火傷させてしまう、などが想定されます。
 
衣類を汚した場合はクリーニング代、ケガをさせてしまった場合は治療費や通院にかかる交通費の支払いが求められるでしょう。不法行為でお客さまに危害を加えてしまった場合、民法722条の定めるところにより原則として金銭で弁償しなければなりません(2023年7月時点)。
 
【施設の欠陥によってお客さまに危害を加えてしまった】
 
飲食店の建物や設備の欠陥などによって事故が起き、お客さまへの損害賠償責任が発生する場合もあります。
 
損保ジャパン 飲食店に必要な保険とは?
加入すべき保険の種類や補償範囲を詳しく解説

PAGE TOP