難病により左脳摘出をされた奥様の介護をされてこられたご主人。
意志の疎通がかなわない中での介護のご苦労をお話しくださいました。せっかく与えてもらった命じゃっでなぁ。と30年。… pic.twitter.com/NKEpUmjeWL
— スナックバー ちづる (@chiduru_501317) February 26, 2025
それまで厨房に立つことなんてなかったと笑うご主人。
奥様の介護を機にお料理を始められたそうですが、その腕前とアイデアは驚くほど!
言葉を交わすこともそうですが、意志の疎通ができるようになった理由のひとつにお料理もあったと思うのです。
この煮しめ 朝調理しておいたものを奥様が召し上がられる前に再度火を通して味を染み込ませるのだそうですが、料理には愛情が表れるもの。
「美味しいもの・安全なものをと思うと、総菜を買ってきてというのはね。」とお話をされていらっしゃいましたが、誰が食べるか分からないものを作る。それを食べるというのはお腹を満たすことは出来てもココロを満たすことはできないもの。
愛情ということですが、それを毎日の食事を通して少しずつ注いでいくという作業を続けた結果。
皮膚のように再生することは無いと言われている脳の傷。
奇跡を起こしたのは愛情によるもの。
食べることの大切さを痛感しました。
感謝していただきます。