環境の変化
高齢者は、親、兄弟姉妹、パートナーとの死別や、職を離れることにより社会的立場をなくし、加齢によって身体的にも不安が出てきます。
これらの環境の変化により、意欲が低下してしまうことがあります。
意欲が低下している高齢者に声かけをして行動を促そうとしても、逆効果となってしまうことがあります。
相手の気持ちに寄り添いながら、ときどき行動を共にして人との関わりを少しずつ増やしていくことが重要なポイントになります。
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできないの諺ではありませんが、孤立している人に手を差し伸べてくれる人はいても『水を飲ませてくれる人』は少ないというか、そんなにいないと思うんですね。
そういう人に出会えたとしてもコミュニティに馴染むことができないという方もいらっしゃいますしね。
『連れて行ってくれる人がいても活かすことができない』まま孤立してしまい、強い孤独感を感じているうち意欲の低下を招いてしまう、、、
私は声をあげることだと思いますが、それができないという方が多いようにも感じています。
完全に孤立してしまうその前に!『手を差し伸べてくれる人』のお誘いに乗ってしまうことが大切だと思うのです。