「気づけば独身中年になっていた」という人が抜け出せない、家と職場の往復、動画見ながら夜食という深い沼
“外”で何かしなきゃと思う反面、ひとりだけの”内”のぬるま湯が心地いい
安価もしくは無料の動画コンテンツが家にいながらにして毎日提供され、自分の好きなタイミングでそれを楽しめるサービスやデバイスがあることは、この国の妙齢男女から「外に出て街に繰りだし、本気で人間関係(≒交友、人脈拡張、自己研鑽、恋愛、結婚に向けた活動)をやって、不満のある寂しい現状を変える」という動機や活力を奪ってしまってもいるだろう。
「『遊び』の内向き方向の進化」が、「何も人生に変化を起こせないまま年だけとってしまった人」「自宅と仕事の往復をしているうちに中年になってしまった人」を大量につくりだしてしまった。
『本当はこのままじゃマズいと思っているのに、しかし能動的に活動するのはコスパが悪いし、なんだか割に合わない気がする……そんなどっちつかずの思いでズルズルと変わらない日々を過ごしてしまう。』
こうした生活習慣が通用するのは中年まで!
これはスナックバーちづるもそうですが、ちょいカラサロンの運営を通しても強く強く感じていること。