銀座心療内科クリニック
うつ病の症状と治療経過について

”日常生活における出来事のストレス度について、結婚を50とし、それを基準に被験者が0〜100の数値で自己評価した値をもとに作られたストレス評価尺度があります。ライフイベント法とも呼び、出来事が数値化されており、ストレスレベルの推定に便利です。”
 
『退職45、配偶者の死100、離婚73、近親者の死63、傷害・疾患53、配偶者への忍従45、仕事の変化39、親友の死37』など、年齢を重ねることで増えるストレスは多くなるようですし、孤独・孤立感を強く感じるようになるのがシニア世代。
 
”うつ症状が重くなっていく過程について詳しく説明します。 最初は、気持ちの焦りが続き、日中も落ち着きなく、そわそわ動くことが止められなくなります。睡眠リズムが乱れることも多く、布団に入っても何時間も寝付くことが出来なくなり、寝てもすぐに起きてしまう症状が起こります。朝早くから目が覚めて、再び寝られなくなる症状も特徴的です。”
 
こうした自覚症状を感じたとき!に戻る努力をすべきと思うのですが、思うように動けない。ということもあるでしようし、滅入った気分では外出する意欲もないでしょうしね。
 
外出したとしても自分の思うような居場所が見つからないというのは東日本の地震で私が体験したことですが、ママがずっと寄り添ってくれていたことで深刻な状態に陥ることなく今日まで元気に過ごすことができていることから『伴走者がいること』『伴走者づくり』の重要性を強く強く思うのです。
 

PAGE TOP