「風呂カラオケがおススメ」「のどあめよりガムを」 健康長寿の命「のど」の守り方
私たちが踏ん張り、力を込めるにあたり、大事な役割を果たしているのは身体のどの部分でしょうか? 「足腰」と思われる人も多いでしょう。でも、それだけではありません。実は「のど」がしっかりと働いてくれなければ、私たちは踏ん張ることができない。つまり、のどが健康でなければ、身体をうまく動かすことができず、老け込んでしまうのです。
最後に、のどの老いに「特に注意すべき人たち」について触れておきたいと思います。それは「定年後の男性」です。
一般的に男性は女性よりも雑談が苦手といわれています。私も取材ならばよどみなく話せますが、初対面の記者さんと雑談しろと言われたらもじもじしてしまうことでしょう。そうした男性、とりわけ職場を離れ、人と喋る機会が減った男性は、極端にのどを使わなくなり、声帯が衰えていきます。
会話がなくなると、認知機能も衰えていきフレイルになりやすくなります。踏ん張る力だけでなく、この点においても、声を出し、会話することは健康長寿にとって極めて重要です。こうしたことを総合的に考えると、次のように言えるかもしれません。
老いはのどから始まる、と。

