「引きこもり予備軍」の多い男性、認知症進行の要因に…無口な高齢者も「楽しくなる」施設に注目
 

「外出や会話の機会が減ると脳への刺激が減り、認知機能が低下する」と指摘。「オンラインでつながりを保つ若者は多いが、高齢者には苦手な傾向がある。感染防止対策を徹底したうえで、人と会える場を設けていく必要があるのではないか」

 
認知機能の衰えはなくても心配なのは社会的フレイルが加速すること、、、
 
社会的フレイルとは?~見過ごされがちな健康リスク~
 

社会的フレイルを「人付き合いの問題」と軽視してはいけません。多くの科学的研究により、社会的孤立や孤独感が健康に重大な悪影響を及ぼすことが証明されています。
 
死亡率の上昇:
社会的孤立は、全死因死亡率を約50%上昇させることが、複数の大規模研究で示されています。この影響の大きさは、1日15本の喫煙や、重度の肥満に匹敵すると言われています。
良好な社会関係を持つ人は、そうでない人に比べて平均寿命が長く、健康寿命も長いことが分かっています。
 
心血管疾患のリスク増加:
孤独感は、心筋梗塞のリスクを約30%、脳卒中のリスクを約32%上昇させます。これは、慢性的な孤独がストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を増加させ、血圧上昇、慢性炎症、血管の損傷を引き起こすためです。
 
認知症の発症リスク:
社会的に孤立している人、孤独感が強い人は、認知症発症リスクが約1.5倍高くなることが報告されています。会話や社会的相互作用は、脳を活性化させる最高の認知トレーニングであり、これが失われることで認知機能が低下します。
 
うつ病・不安障害:
社会的孤立は、抑うつや不安障害の最大のリスク要因の一つです。人とのつながりがないことで、ストレスに対処する能力が低下し、精神的な不調に陥りやすくなります。
 
身体機能の低下:
社会参加が減ると、身体活動量も自然と減少します。外出しない、人と会わないという生活は、運動不足を招き、筋力低下、体力低下へとつながります。これが身体的フレイルへと進行し、さらに社会参加が困難になるという悪循環が生まれます。
 
免疫機能の低下:
孤独感は免疫機能を低下させ、感染症にかかりやすくなることが分かっています。社会的サポートが豊かな人は、風邪やインフルエンザにかかりにくく、かかっても回復が早いのです。
 
栄養状態の悪化:
一人で食事をすることが多い人は、食事の質が低下し、栄養不良に陥りやすくなります。「一人だと作る気がしない」「簡単なもので済ませる」という傾向が、健康状態を悪化させます。
 
医療・介護費用の増大:
社会的に孤立している高齢者は、医療機関の受診回数が多く、入院期間も長くなる傾向があります。また、要介護状態になるリスクも高く、介護サービスの利用も増加します。

 
高齢者うつも大きな問題。
残された時間が回復させるための時間では悲し過ぎますし、回復しない可能性すらありますものね。
 
社会的フレイル。
まだまだ先のこと。と考えない方が良いかも。

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