あれから一週間。
期待が大きかっただけにあまりにも残念な気持ちで過ごしていましたが、再調査をしていただけるとのことで、
杜撰だったのは調査員だったことが分かり、良かったと感じています。
第三者認証制度に対して色々な考え方、意見があることは承知していますし、
私自身、実態に伴わない項目もあることのほか、効果的とは思えない項目もあり、
それを満たさなくては認証を得ることができない点に疑問を感じますが、お店の構造も異なりますしね。
個別に対応することができたとしても、それが担保されるかどうかは飲食店次第ですものね。
飲食店の軒数も多いことから個別対応が難しいことはよく理解できるのですが、
レストランなどの一般的な飲食業と接待飲食業というように分けて考えた方が良いのでは。と感じています。
お店の規模ということもそうですよね。
さて、第三者による認証を受けた際のメリットについては、県によるお墨付きをいただける。ということですが、
個人的な感覚では集客効果についてはほとんど期待できないと感じていて、『感染防止対策実施 宣言ステッカー』 こちらも全く効果がありませんでした。
逆にやればやるほど、窮屈さを感じられてしまうことからデメリットの方が多いというのか、
デメリットばかりなんですけれど、それでも認証をしていただきたいと考えているのは、私達の意識を保つということで、『感染防止対策実施 宣言ステッカー』も同じ考えからスタート・更新を続けてきました。
コロナに対する考え方はワクチンのこともありますし、重症者、死亡率のこともあって、
一年前の状況とは異なることを報道を見て感じていますが、この一年、接待飲食店によるクラスター発生事例を見て、十分な対策を講じることのないまま感染を拡大させてしまうことだけは絶対に避けなくてはいけないと思うのです。
ですので、鹿児島県から認証を得てステッカーを張ることは『感染を拡大させない最大限の努力を続けるお約束』をすることになり、責任を重くすることでモチベーションを高め続けたいと思うのです。
前回、満たすことができなかった項目についての改善を行い、再調査をしていただきますので、
認証を得ることはできると思いますが、正式に認証されるまでの間、この基準を維持できるかどうか私たちもチェックを行い、実際の業務の中で困難と判断したときは、お約束を守ることができないということになりますから、辞退させていただくことが責任とも考えています。
また、お客様のご協力を得なくてはできない部分も多く、この一年、ガイドライン通りにできなかったこともありましたが、それに対する対策とノウハウも積み上げてきましたので私たちにできる最善。
そう。笑われてしまうことのない最善を尽くすこと。
認証を得ても、得られなくても。自信を持ってお約束したいと思います。
●021/07/29 朝日新聞デジタル 飲食店はがゆい認証制度 コロナ対策、利点見えず苦悩
ちづる
店名 ちづる
住所 〒899-4332 鹿児島県霧島市国分中央三丁目6-11
電話 0995-50-1317
URL https://chiduru.jp/
営業時間 20:00~0:00
定休日 日曜日