Gucci。 Ⅱ

これは何年も前のお話。
コロナ騒動の前だったと記憶をしていますが、熟女キャバクラで働いていた彼女。

娘さんとの二人暮らしということと、女性をウリにする世界の厳しさについていけなかったのでしょう。

引っ越しを機にもう少しゆるく、率の良いお仕事ということで応募されたのだと思います。
ちづるは当時もそうでしたが、人不足で加えてお店のスタイルを変えて行こうと考えていたことから、
経験者ということもあり、来てもらうことにしたのですが、3回目の出勤時、連絡が取れなくなってしまいました、、、

こうしたことはこの世界の常識のようなものですものね。
お世辞にも美の対象とは言えませんでしたし、お酒とタバコの影響のかすれた声。アバズレ感も凄かったことから、
縁がなくなることへの抵抗を感じることはありませんでしたが、中学生の子と二人で引っ越してきたばかりと聞いていましたので、ひょっとして何か大きなトラブルでもあったのかなと何度も連絡をしたのですが全く繋がらなくて、辞めるという意思表示だと、大変残念な思いをしたことがあります。

それからしばらくして、閉店後、ママと食事に出かけ時のこと。
ドアを開けると、いらっしゃいませ!と元気に挨拶して迎えてくれた子がその子でビックリ!

謝りもせず、オーダーを取りに来た彼女。
とてもとても心配をしていたママ。
お店中に聞こえるような声で叱っていましたが、本人はバツの悪い顔をするばかり、、、

鹿児島の人は自分がどんなに悪くても謝ったら負けということで、謝らないですよ。と本人が言っていた通り、退店するまで謝罪されることはありませんでしたが、夜の世界は自分勝手な人が昼の世界に比べて多すぎると思うんですね。

相手のことより、自分自身のことで精一杯ということから、そうなってしまうのかも知れませんが、
彼女を含め、お子さんの分までお弁当を準備していたママのことを思うと、彼女のあまりにも失礼な態度には残念な思いがしましたが、不幸の上塗りをしているんですものね。

女性であれば嫌がるようなお仕事。
最低限のプライドさえも抑えて、我慢しなくてはいけないお仕事に就いている彼女が哀れにみえて、
怒りがスッと消えたことを今でも強く覚えていますが、全てとは言いませんが、夜の世界はこうした人で構成されているのかも、、、🤔

続けてグズグズ書いていますが、一般的な観光ホテル。
知人に頼まれて働いたことがあるのですが、その時のお話。

地元ではそれなりに有名な観光ホテル。
お昼を過ぎて支配人が事務室に戻ってきたのですが、彼のお昼ご飯を見てビックリ!

袋に入ったままのウインナーをレンジで温めて、しかも立ったまま食べていたんですね、、、

忙しくてそうするしかなかったのではありません。
薄給過ぎてそうするしかなかったのでしょう。 身なりもヨレヨレしていましたし、
話す内容もとても品を感じられるものではなくて、お客様を捌くだけの毎日を過ごしているのですから、そうなっても仕方のないこと。

加賀屋さんのカンガルーハウスではありませんが、働く人の後ろにあるものを支えるというような考えの全くない名ばかりの有名観光ホテルですから、表向きの体裁はどうにか保つことをしていても、館内どこをみても、ホテルのスタンスが分かるんですね。

またまた偉そうなことを書いていますが、鏡ということなのだと思い、昨夏、スタッフの時間給の大幅な見直しをしました。

カンガルーハウスのようなことができない代わりに報酬を引き上げることで良い人材を。と考えたのですが、
そうしたもの。という理解が多いんでしょうね、、、

面接を繰り返してみてもなかなか。😢

夜のお仕事のイメージということもあると思いますし、求人のページを見てくれる人はいたとしても、
堅苦しいことばかり書いていますしね。

バイトだから楽しく適当に。という考えの人には届かなくて当然といえば当然。

報酬を高くしたことで、お仕事の内容に怪しさを感じられる人もいると思う訳ですが、そんな中、記事をしっかり読んでエントリーしてくれたのはHちゃんだけで、それほど求人は難しいのですが、もちろん、楽しくお仕事ができることだとも思うのですが、何が楽しい。誰が楽しい。

ということが大切なことで、仕事の内容が楽で楽しい。お酒を飲んで楽しい。歌を歌って楽しい。お客様にチヤホヤされて楽しい。ということではエントリーをして欲しくない理由は、わざわざお運び下るお客様に大変失礼だと考えることによるもの。

中には女の子と一緒にお酒を飲んで騒ぐことが楽しい。という方もいらっしゃるとは思いますが、
ちづるをご利用下さるお客様の大半というか、ほとんどの方はそれを楽しいとは感じていらっしゃらないようですので、そうしたことが楽しくて、それを仕事だと考える方のエントリーはお控えいただきたいと思います。

じゃあ何が楽しんだ!ということですが、
利他といえば堅苦しくて敬遠されてしまうと思いますが、お客様が楽しかった! 今日はよか晩じゃ!と仰っていただけることを自身の喜び、評価とできる人。

色々な人がいると思いますが、これは単純にお店のため。ということではなくて、楽しくお過ごしをいただけることを喜びとできることで、売り上げも安定するでしょうし、私たちはそれをきちんと評価して報酬としたい。と思うのです。

お店それぞれの考え方があります。

主に男性相手ですから、いつも書いているように疑似恋愛であるとか、色恋的営業ということですが、
それをすることで売り上げはうんと上がるのでしょう。

スタッフのお誕生日、周年のお祝いと称してお客様に何本もシャンパンを開けていただけば良いのかも知れませんが、ちづるはこの9年間の間、一度もそうしたことがなくて、それでも生かしていただいています。

その生かして下さったお客様により楽しくお過ごしをいただくことを続けて行くことで、うんと売りげが上がることはないと思いますが、スタッフにはきちんと評価して報酬を支払うことができるのではと考えています。

ちなみに。
コロナ禍でも、それ以前においても。
当たり前のことですが、お給料の遅配をしたことは一度もありませんし、お客様が少ないかといって『帰ってね。』と言ったことは一度もありません。

そうすることができたのはすべてご利用下さるお客様のおかげによるものですから、楽しさをはき違えている方とのお仕事はしたくないと考えています。

こうしたことばかり書いていますのでスタッフに恵まれないまま9年目を迎えてしまいましたが、夜の世界にはいますけれど、夜らしさを感じない?というか、私たちの考える社交飲食店の実現ができるよう努力を続けていきたいと思います。

実現する前に時間切れになりそうですが、4人で精一杯頑張ってみたいと思います!💪

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