お腹が空いて 空き過ぎること。

これだけは絶対にやってはいけない…
 稲盛和夫氏が断言した「成功しない人」に共通するたった1つのこと 
シリコンバレーの起業家が「盛和塾」で学んだこと

大前研一「追悼報道では語られなかった”経営の神様”稲盛和夫の実像」
フィロソフィやアメーバ経営だけでは語れない


ちづるがまだ『千鶴』という看板でカラオケのお店をしていた時のこと。

当時、よくご利用下さっていたお客様から演歌の歌手が霧島にやってくるということで、
キャンペーンの場所として使えないか。というご相談を受けたことがありました。

長く下積みをされているようでしたし、プロの歌声は迫力がありますものね。
演歌を好まれるお客様も多かったこともあり、お招きさせていただくことにしました。

相談を持ち掛けて来られたお客様は地元の後援会長。
当日はその歌手の方のお誕生日ということで、後援会長に恥をかかせるようなことではいけませんものね。
特注の大きなケーキと大きな花束をご用意させていただきました。

キャンペーンで何軒もお店を巡らないという事情もあったのだと思います。
約束の時間から少し遅れて来られた歌手とマネージャーさん。

新曲を披露して下さった後、ケーキと花束をお渡しさせていただきましたが、
それより自身のCDを売ることで精一杯。
CDを売り切ると、みんな慌てて次のお店へと行かれてしまいました。

メジャーになるまでの地方巡りはとても大変で、場所を提供するお店の対応も厳しいものだと伺ったことがあるだけに温かくお迎えをさせていただこうと、スタッフみんなのお小遣いでご準備をさせていただけに寂しさを感じましたが、
それは私たちが勝手にしたこと。

ですから、それで良いのですけれど、その時にも思ったんですね。
その方は売れるようになりたい!という思いばかりが強くて、心遣いが足りなかったのでしょうね。
残念ながら2020年以降、活動はされていないようです。

対照的なのはこちら。
メジャーになる以前から天童よしみさんを応援されていた方から伺ったお話ですが、
とても気配りができて謙虚な方だったそうで、それだけに応援の活動にも力が入ったと、
当時のことを懐かしく、とても嬉しそうにお話をされていました。
なかなか芽が出なかったそうですが、今では押しも押されぬ大歌手ですものね。

天童さんの人柄の良さは多くのタレントさんもお話されていますよね。
歌唱力、表現力という技術的なことも大切ですが、私は技術を磨いた歌手ではなく、
人としての心構え。 心の在り方こそが大切で、それこそが出発点だと思うのです。

『お腹が空いている』は私なりの表現ですが、
愛情もそうでしょうし、金銭的なこともそうでしょう。

実際にお腹がペコペコという時、分け与えることができるかどうか。
自身の心が満たされない中、どう考え、どう行動できるのか。
なりふり構わず、我先に!ではあまりにも醜すぎますし、下品ですものね。

自分のことだけを考える。 多くなりましたね、、、反省。

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