〈未来工業〉
日本一幸せな会社をつくった、「常に考える」精神
●アンチ成果主義結実/岐阜の「未来工業」(11月11日 朝日)
これは、カラオケ主体のお店からスナックという業態に変化させようと努力をしていた頃のお話ですので、
コロナ以前のもっと前でしょうか。
当時からダメなお店だったこともあり、この先どうしていきたいのか。そうお客様に尋ねられた際、
咄嗟に『今後は格? を上げていきたい』そんなお話をして大いに笑われた記憶がありますが、
私の表現が良くなかったですね。😅
それは『私たちの考えるスナックとしてのあり方を実現させたい』という意味。
お客様もスタッフもですが、世の中の受け止められ方ということもありますよね。
より良いのもへ改善を続けていきたいという思いは強い推進力になると思うのです。
さて、どなたにでも捉えやすい価格帯のお店からちづるはスタートをさせていただきました。
私たちの考える接遇について、開業当初からそれに近づける努力を重ね続けていましたが、
さらにもう一歩!が叶うことがなかった理由は売上が全く追い付いてこないことによるもの。😅
簡単に言えば儲からない。ということですが、ここを改善させなければ より良い接遇の実現もそうですし、
スタッフの待遇改善等、何も手を付けることができなくて、みんなに我慢という協力をしてもらうしかないんですよね。
贅沢をしたいという思いもありませんし、将来への希望といっても残された時間も少ないですしね。
普通に笑顔で暮らしていけること。 その状態が長く続くことを思う程度ですが、それさえもできない。
ま、それが一番難しいのかも知れませんが、生活をしていくことということでしょうか。
ダラダラと書いていますが、ブログは私の備忘録のようなものですので適当にご覧くださいね。🙇♀️
今回、新たに求人の募集をさせていただきましたが、そうそう この人!という理想の人がしかも三人!
力を貸してくれることになりましたが、今回の募集は『プロの集団を作りたい』という思いから、
時間給を大幅に上げることにしましたが、その効果もあったとは思いますが、
私たちの求めている人、私たちの要求(理想)を理解、そのための努力を惜しまない人。
大げさな表現になってしまいましたが、一般的な社会常識を兼ね備えた人。ということですが、
夜のお仕事ということもありますし、時間給の高さは怪しさを感じるでしょうしね。
それでも問い合わせをしてきてくれたことはご縁であり、タイミングでもあったと思うのです。😊
さて、今回の採用のことで感じたことは我慢という名の協力をしてもらうことは先か後なのか。ということと、
同時にお客様にご満足いただく。ということは売り上げよりも先にすべきことか後にするのか。ということ。
利用者は安ければ安いほどいいですけど、大阪だけ突出して安売り競争していたので。大阪のこの安売り競争がもたらした結果が、乗務員の質や会社の質としても東京の一流どころと比べると劣っているんじゃないかなと
人件費を考えると赤字になること、時にはマイナスが続くことになってしまう可能性のあることのほか、
増員することよってお店が立ち行かないほどのダメージなってしまうかもとも考え、
ずいぶんと判断に迷いましたが、結果的には良い方向に向いてくれて胸を撫で下ろしているところ。
良いチームができたことで、待遇の見直しをしていくこともスタートさせなくてはいけません。
お客様に価値をお感じいただけるよう努めること、報酬を含めて待遇もさらに良いものにしていくこと。
今回、突然のように話に出たバーの営業はその一つ。
小さな雪の球がコロコロと転がって大きくなっていくことと似ていると思うのです。
お婆さん二人のお店よりもスタッフが三人、四人といてくれた方が接遇・満足度という点で良いですものね。
お客様がよか晩だとお感じいただけることでご利用回数が増えることも期待できますし、
そのお陰で私たちもより良い待遇を得ることに繋がっていく。
ですので、小さな雪の球をコロコロと転がしながら大きな雪だるまを作ることと似ていますが、
イメージするのは容易くてもそれを実現できるまでは大変で、こういう理屈を知っておけば良かったかも。
そんなことも思ったりしていますが、出会いはご縁という面もありますものね。
スナックバー ちづるはまだまだ至らない点が多くていけませんが、
格を少しだけでも上げることができたことで、できることも増えました。
今後はこのすべてをよか晩を作るお手伝いに集中することと、
この循環が理想になることがあってはいけませんので、チーム力を上げて力を合わせていくこと。
スタッフみんなでこの良い循環を深く理解をするようにして。
今後も精一杯頑張り続けていきたいと思うのでした。💪
おしまい。