私たちの得を目的とした動機は良い結果を招かない。
これは私たちが共有している考え方で、これまでの経験から確信している考え方。
私が得をしたいという心。
これまでの人生 こうした気持ち、心から始めたことは全て失敗。😅
それよりも私心を持たないこと以外にリターンを一切求めることのない気持ちから起きる行動は、全く違う所から忘れた頃にそれ以上のリターンに助けていただいた。という不思議なことが多くて、
おかげで今日まで命を吸い取られることがなかったという経験によるところが大きいんですね。
こうすれば、こうなる。
これらを集客のための撒き餌として始めたものであれば、期待するほどの効果は見られなかったと思うのです。
苦しい時をお支えいただいたことに対するご恩返しという動機から始めたこれらのサービス。
お客様にお喜びをいただくことでそのリターンとして不思議な力が新規のお客様を連れて来て下さるんですね。
このような考え方をしていますのでいつまで経っても無計画でモタモタしている訳ですが、
小さな善を動機とする雪玉をスタッフみんなでコロコロと転がしていくことで大きな雪玉にできるといいな。と。
コロナ後、元の世の中に戻ることを期待してお酒の変更を考えることと、単にお喜びをいただきたいという気持ちから始めるお酒の変更と、効果としてはどうだったんだろう。
どちらも同じ結果なのかも知れませんが、そんなことを考えたりするんですね。
ですのでサービスと書いてはいますが、これらはすべて私たちの感謝の気持ちを形にしたもの。ということになります。
従来のハウスボトル。
クレームどころか『美味しいね』のお声をたくさん頂戴していましたので単価の高いお酒へ変更する必要なんてありませんものね。
このままで良いから売り上げアップをさせよう！と考えると思うのです。
いつも書かせていただいていますが、ちづるは場末も場末。
しかもスナックとしても後発も後発で、夜のお仕事では相手にされることのないであろうスタッフで営業をさせていただいていますが、
そのような状況にも関わらず、コロナ禍では借り入れを行うことなく、これを乗り越えさせていただくことが出来たのもお客様のおかげによるものですものね。
完全な自転車操業ですが、これは私たちの能力の乏しさがさせていること。
その大恩に報いることがコロナ後における私たちの役目と思うのです。😊
ですので。
資本のある企業が感謝キャンペーンなどと称して値引き販売をすることがありますが、
それが出来れば良いのですが、貧弱な屋台骨の私たちがそれをすれば、物価高とこの景気ですから廃業一直線、、、
縫い糸の上を綱渡りしているようなお店ですのでそれは難しいというか、今の状況では不可能というのが現状。
じゃあ何が出来るんだ！ということですが、
これは私たちの時間と費用で吸収することのほか、より良い接客・接遇。
加えてサービスを以てさせていただくことだと考えています。
以前の記事では保管期間の過ぎたボトルを。と書かせていただきましたが、これらはすべて自前で揃えています。 保管期間を過ぎたボトルは１～２本程度。
こちらの送迎サービスは大変ご好評をいただいていますが、燃料代や税金、保険料ということもありますが、
これらは所有していれば必要なものですものね。
燃料高騰ということもありますが、ハイブリッドで燃費も良ければ費用的なことは大きな問題ではありませんものね。
また、運転に係る専任スタッフを雇う費用があれば、その分をお客様に還元すべきとの考えから、これはママと私で分担しながらさせていただいています。
その他、パート・アルバイトは時間当たりの報酬額が決められていますが、
運営側にいる私たちの時間はあってないようなものですしね。😅
ですので、お値引きやお値下げが困難な分、私たちの時間でこれらを吸収するように努めています。
これはキレイごとではなく、より善い動機であることを基本として、私心をできる限り除いた上で店舗を運営することがお店を長生きせる秘訣であると信じるからです。😊
明日より、五目いなり・細巻き 折詰のサービスを廃止することについて、スタッフより質問をされましたが、
この判断は物価高騰によるものや私たちの時間、手間を惜しむことによるものではないことを説明しています。
半年近く続けることでリズムもできましたし、費用も手間のことも予算内でできるよう改善を続けてきましたが、
コロナ過をお支えいただき、かつ現在も私たちをお支え下さる方に向けてもう少し出来ないものか。
ママの一言から見直しをしたものです。
※こちら投稿の翌日、時間の見直しをすることで継続させていただくことにしました。
基本のサービスを削ることなく追加できれば良いのですが、現在の状況は相当厳しいものがあることから、
追加費用の捻出が困難ということもありますし、新規のお客様と既存のお客様、特にご贔屓くださるお客様という恩の区別？ということもあります。
なんだ！ 新規を馬鹿にしているのか！
誤解や批判を受けるかも知れませんが、これは新規のお客様へのサービスの低下を以て。ということではなく、それぞれに対応をさせていただくという考え方によるものです。🙇♀️
折詰は不足のないよう毎日、ご準備をさせていただいていますが、力も魅力も乏しいちづる、、、
全くご来店をいただけない日が続くこともございます。
準備した折詰ですが、お客様にお渡しできない日はこれらは差し入れとして夜間、営業をされている方々にお渡しをさせていただいたり、
それでも残ることがある時は廃棄をする訳ですが、この費用・時間が全くの無駄というのでしょうか、
であればその分をコロナ禍で助けていただいた方へのご恩返しとすべきでは。という判断からこのようにさせていただきました。
これはちづるをご利用下さるお客様でしたらお分かりをいただけると思いますが、
折詰に代わるものでご対応させていただいてございます。
ですが、半年近く続けてきたノウハウはありますので、いつでも再開できる用意はありますが、
こちらはお店の力に依存しますので頑張らなくてはいけませんね。😅
今日もまた長々と書いてしまいましたけれど、私たちが目指しているものは上質であること。
もちろん、私たちの今できる範囲の中でのことですので笑われるようなことばかりですが、
能力に乏しい私たちにはこれしかないですものね。
これはオープン当初に撮影したものですが、
赤地に黄色の派手な看板に戻ることは私たちはもちろん、ご利用下さるお客様の不利益にも繋がると思うのです。
ご利用下さる方により良い時間をご提供させていただくこと。
大切な方をお招きいただきましてもご安心いただけること。
緩めることなく、精一杯 努めて参ります。🙇♀️
