ちょいカラサロンは営利を目的としたものではないことはお話をさせていただきました通り。
多くのお客様にご利用をいただくことで利益を出せるかかどうかという程度のものですが、利益が出るようになれば置き菓子・お飲み物、簡単なお食事など運営に係る経費に充てたいと考えていますが、それは遠い遠い未来のお話。
その前にちづるが廃業してしまってはいけませんが、ちょいカラサロンのご案内をさせていただて本当に良かったと思うのは、多くの方に「楽しかった!」と仰っていただくことができたこと。
ちづるをご利用下さるお客様にも仰っていただけることは嬉しいのですが、目的の異なるお客様ということで私たちのおもてなしが通用するかどうか心配をしていただけに皆さんには笑顔でお帰りをいただくことができ、ホッとしているところ。
カラオケを主体とされるお店とは異なる価値のご提案なんて偉そうなことを書きつつ、カラオケ愛好家の方には不真面目だ!とお叱りを受けることになるのでは。そんな心配をしていたこともあって、順調な滑り出しをさせていただけたことは本当に嬉しいこと。
今日はそんなお話をさせていただこうと思います。
ちょいカラサロンを始めるに際し、色々な方へご案内をさせていただきましたが、「1時間300円なら4時間いればよその店と一緒だよね。」「よそは食事までついてるよ。」そうしたお声もいただきましたが、私たちが考えたのは『短時間でも良いので外出してお喋りをしていただきたい。』『ちょいカラサロンで過ごすことでお腹の底から笑っていただきたい。』というもので、歌うことを目的としたものではないということ。
ですので何時間も歌われる必要はなくて、ランチやお喋りを目的にお越しいただくことも嬉しいですし、もちろん歌を楽しまれても良いのですが、用事のある方やそんなに長い時間いられないという方もいらっしゃるでしょうしね。
1時間ごとに区切らせていただいたのはそうした理由によるものなんですね。
お食事をこちらでご用意させていただくことも考えましたが、物価の高騰が続いているということもありますし、その分を料金へ反映させることは『毎日1時間の健康習慣』が成り立たなくなってしまうことから、持ち込みをお願いしようと考えました。
それぞれお惣菜を持ち寄ってお食事されることで楽しさも増すはず。
ご馳走したりされたりすることでもっともっと仲良くなれるはず。
さすがに汁物をお持ちいただくことは難しいでしょうから、おかずとしてもお召し上がりいただけるよう豚汁のご用意をさせていただきましたが、みんなで賑やかに食卓を囲むことの楽しさは外食とは異なる楽しさをお感じいただけるはず!
先日のプレオープンでは皆さんとお昼をご一緒させていただきましたが、お客様も私たちと同じような思いをされていたようで、楽しいランチタイムを過ごすことができました。
「もうこの辺りのお店は全部行っちゃったから。」という方「外食は飽きちゃうからね。」と仰られる方が多かったこともそうですし、「持ち込み料を払わないといけない所もあるのよ。」とお伺いして、『うちは逆に持ち込料をお支払いさせていただきたいほど助かります。』とお話をさせていただくとみなさん大爆笑!
良い方にご利用をいただくことができて本当に良かったです。😊
長々と書かせていただいていますが、ここからが本題!
私たちが気になっていることは男性のご利用が少ないこと、、、
これはちょいカラサロンだけに限ったことではないようで、歌のサークルでも同じとのことでしたが、皆さんの明るさの中にに飛び込んでいただきたいと思うんですね。
男性のコミュニティへの参加率が少ないというのは全国的に言えることのようで、乱暴な言い方にはなりますが嫌でもお越しいただきたいと思うんですね。
嫌でも。というのはおかしな表現ですが、たくさんの笑顔と笑い声の中に身を置くというのは大切なことだと思っていて、私の父がそうでしたが、お友達ができないというか、作らないというのか寄せ付けないというのか、、、
気位の高い人だったことから見下げるとでもいうのでしょうか。
男がそんなところに行けるか!というような考えがあったのかも知れません。
部屋に閉じこもって趣味の映画を観る毎日を過ごしていましたが、決して楽しそうに感じなかったんですね。
時間を持て余して仕方なくという感じ。
そんなことを続けるうちにみるみる老け込んでしまって残念な思いをした訳ですが、それでは余りにも寂しすぎますものね。
昨日のランチの場にいたとしても気の利いた一言も言えなかったとは思いますが、たくさん笑顔・笑いの中で過ごしていれば少しずつでも変化できたのでは。と思うのです。
人間は本来、群れの中で生きる社会的動物であり、そこからはぐれることは精神的に大きなストレスを与えられると言われている。「1人の時間が楽しい」と感じる人は問題がないが、孤独の不安や寂しさを長期にわたって我慢することは、心身にとって決して望ましいことではない。
こうした指摘も多くされていますし、自覚されている方も多いと思うのです。
ちょいカラサロンのご案内をさせていただく中でお会いした男性。
自治会など、いくつものグループに所属されているからだと思うのですが、とても若々しくてお元気なんですね。
年度末に向けて資料作りでお忙しいとのことから、ちょいカラサロンのご利用は先になりそうですが、積極的に群れの中に飛び込むことで老いのスピードを緩めるどころか、彼女たちのように若々しくなっていくのではと思うのです。
それは私たち自身のことである訳ですが、閉じこもり気味な方にこそ嫌でも!ちょいカラサロンをご利用いただきたいと思うのです。
そんなことくらいじゃ笑わないぞ!と構えていられないほどの楽しさをご体験いただきたいと思います。😊
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なってからではあまりにも遅すぎますものね。
集う。歌う。笑う。
毎日1時間の健康習慣 始めてみませんか。というより、私たちと一緒に嫌でも始めましょう!😊
おしまい。