コロナがちづるにもたらしたもの。

2017年12月の様子。

夜のお仕事初心者の私たち。
新しい生活のリズムに慣れることはできなくて、その分 遅く起きて夕方までのんびり過ごすようにしていました。

健康維持を目的にお散歩をしたり、温泉で過ごしたり、今とは全く違うのんびりした生活リズムでしたが、そうしたリズムを変えたのがコロナ騒動、、、

来店はありませんし、度重なる休業の要請もありましたしね。
ママも私も何もすることなく過ごすことができない性分ということもありますし、クラスターを出すわけには絶対に行かないという強い思いもあったことから、始めたのがお店のお掃除。

換気扇のフィルターを洗う程度はしたことはありましたが、リンク内の動画のようにファン自体の点検をしたことはありません。

当時、換気扇はファンが回る音だけで吸い込む力はほとんどない状態。😱
コロナ騒動を機に徹底的にお掃除を始めたことで今のリズムができました。😊

2020年2月。

当時、どなたも『焼酎で消毒されてるから』だなんて、コロナへの意識も低かったわけですが、
鹿児島でコロナ感染者が出てからは毎日が大掃除。

各素材におけるコロナウイルスの生存率。
こんなこともニュースで報じられていましたよね。

今ではナンセンスと笑われてしまうでしょうが、当時は天井以外のすべての壁紙を次亜塩素酸ナトリウム水溶液で拭くなど、もう拭くところがない!というほど毎日お掃除をしていました。

朝早くからお店に行って、夕方近くまでびっしり、、、😅
エアコンも専門業者のように分解してしっかり洗浄。

4年近くこうした日々を続けたことで習慣というのでしょうか。
きれいになったことで以前のように汚したくない!という意識も働いて、現在は当時のほどではありませんが、それでも年末の大掃除に近いレベルで毎日お掃除を続けることができています。😊

同時にコロナ禍では衛生面でかなり厳しい制限がされていたことから、それまでのやり方を見直さなくてはいけなかったこともそうですし、ご利用下さるお客様が激減したこともあって、お料理に取り組む時間のほか、調理の技術なども大きく改善することができて、こちらも現在の形になりました!

コロナ前は『二次会のご利用がほとんどだから、軽いものがいいよね。』ということで、こうしたものをご準備させていただいていた訳ですが、お客様をバカにしたというか、これではあまりにも貧弱過ぎますものね、、、

お掃除もそうですが、お肴もコロナを経験したことで店舗運営に対する考え方、姿勢を改めることができました。

何より変わったことは『お客様をお迎えする心構え』で、手抜きをしていたつもりはありませんでしたが、できる精一杯を尽くしていたか。と振り返ると、反省すべき点が多かったように思うのです。

コロナ後の現在ですが、物価高騰の影響も大きいと思います。
以前のように街の活気が戻らないということもありますが、ちづるでお過ごしをいただけるお客様には私たちに今できる最善。 精一杯を尽くし切ることで私たちに自信がついたとでもいうのでしょうか。

私たちの考えること、思うことは夜の世界における価値という意味では重要視されないことから、ダメなお店に分類されてしまうようですが、それでもお支えを下さるお客様には大変ご満足をいただくけて、これはコロナを経験しなければ感じることができなかったこと。

コロナには散々振り回されたわけですが、感謝と言えば変ですけれど、あのままを過ごしてたら今日はなかったはず、、、

店内の野暮ったさはどうにもできませんし、私たち自身、消費期限切れですので偉そうなことは言えませんが、店舗運営に関する心構えと品質はスナックという世界において日本では上位クラスかと。😅

これは冗談ですが、そうした気持ちとプライドをもって今後もお仕事を続けていきたいと思っています。

いつも本当にありがとうございます。🙇‍♀️

常に点検・改善を重ねて、お客様にはより一層ご満足をいただける店舗運営に努めて参りたいと思います。

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