まさかのスナックに流行の兆し!? 「サードプレイス場末」というカラクリ

場を提供することに加えて「居場所」と感じてもらうために重要なのが「人」の存在です。皆さんの中にも、「取り立てて何かがおいしいというわけではないのだけれど、店主やスタッフに会いたくなって足を運んでしまう店がある」という人は意外といるのではないでしょうか。多くの仕事において「結局は人」と言われるものですが、飲食店はとりわけその重要度が高い業種でしょう。店にいる人の魅力によって、お客が「ここは自分の大切な場所」と感じてくれるのです。

こうして考えてみると、「夜のサードプレイス」とでも呼ぶべき「スナック」に注目が集まることも理解ができる気がします。飲食店が飽和し、グルメ巡りにもある種の嫌気がさしてしまった人たちが、「人の魅力」だけで勝負しているとも言えるスナックに今改めて面白さを感じているのではないでしょうか。
PRESIDENT Online まさかのスナックに流行の兆し!? 「サードプレイス場末」というカラクリ

 
アルコールを楽しむ上で年齢はもちろん、性別や価値観・ご利用目的の異なる方同士が同じ空間で過ごすことは居心地の良さ・満足度ということを考えた場合、無理があるというのか個人的には成立しないと思うのです。
 
お客様の居心地の良さを犠牲にすれば成り立つとは思いますが、それでは楽しい夜・満足度の低い夜になってしまいますものね。
 
記事には『東京や都心ではなく地方に目を向ければ、現在でもスナックは「現役バリバリ」だということです。』とありますが、これは10年ほど前に書かれた記事。
 
コロナ騒動による生活習慣の変化、物価高が続くことから地方では ”中高年による二次会需要” が激減していることもありますし、地方のスナックは第三の場所というより『みんなで賑やかに過ごす場所』というイメージがまだまだ強いように感じるんですね。
 

 
それを否定する訳ではありませんが、『ご利用の目的がそれぞれ異なるスナックの場合、サードプレイスとして成立しづらいと考えるのは、お店を続けてきた中で感じていることで、これは以前も書かせていただきました通り、ご利用目的の違いとあわせて、年齢・価値観が異なることからセカンドプレイスに近いことを思うと、サードプレイスとしての場所はごく限られた閉鎖的空間の方が効果があるのではと思うのでした。』
 

 
平日のちづるは私たちの考える真のサードプレイス。
個々のお客様に応じたサービスのご提供をさせていただいてございます。
 
思う存分、ワガママにお過ごしをいただきたいと思います。🥂

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