自殺に至るプロセスについて5つのこと
 

3 相談相手がいないとリスクが高くなる
自殺者は、どの国でも圧倒的に女性よりも男性に多い統計データが出ています。これは、平均して女性の方が、コミュニケーション能力が高く、困ったときに助けを求めることができるからです。実際の調査でも、男性の方が、相談相手のいないケースが多く、辛い時に弱音を吐くことを嫌う人も多いという結果も出ています。孤独で相談相手がいないことや、「弱音を吐いてはいけない」という考えを持っていることが、自殺につながる大きなリスクであることが理解できるでしょう。

 
介護殺人が社会問題化しつつありますが、”抱え込んでしまう”ことで深刻化させてしまうこともあると思うのです。
 
”相手を思いやる心”を持つ人との時間を多く持つことで憑りついた死神から離れることができると思うのは、自死の選択をした人は孤独な人が多かったことによるもの。
 
家族や同僚・友人など、周囲に人がいても孤独を感じる理由は寄り添ってくれる人、伴走者がいないことで陥る心理的状態のことですが、大切なことは積極的傾聴だと思うんですね。
 

話を遮(さえぎ)らずに聞いてあげて、気持ちを理解してあげることが大切です。自殺を食い止めようと努力するよりも、気持ちを理解してあげようと努力するべきなのです。寄り添ってあげる人がいれば、死神の居場所がなくなります。死神を追い払うことができるのは、相手を思いやる優しい心だけです。

 
死神の居場所のないちづる・ちょいカラサロン ぜひご利用をいただきたいと思います。
 

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