お金では決して手に入れることのできないもの。
ちづるにございます。😊
あなたは、自分の結婚式に、古くからの知人に乾杯の挨拶を依頼しました。
そして結婚式の当日。
あなたが祝辞を依頼した付添人が、心温まる乾杯の挨拶をしてくれました。
その祝辞はとても感動的で、あなたは目に涙を催しました。
ところが後日、その祝辞は付添人が自分で書いたものではなく、オンラインで購入したものだとわかったのです。
(インターネットには実際に「専門家による、感動的な結婚式の祝辞」を、1万2千円程度で買えるサービスがあります)
さて、あなたはそれを気にするでしょうか。
祝辞の価値は、料金を取る専門家が書いたとわかったら、落ちるでしょうか。
ほとんどの人は「イエス」というはずです。
お金で買った乾杯の挨拶の価値は、付添人が自分で考えた挨拶よりも価値が低いと思う人が多いのです。
出所) マイケル・サンデル『それをお金で買いますか 市場主義の限界』
答え合わせをすれば気が付くことでも、それをしなければ感動する人が多いというのは世の中ではよくあること。
サービス業に携わる中、感じているのは ”テクニック” により提供されるものと ”ココロの動き” によってお客様に伝わるもの。
サービス業ではお客様に向けて答え合わせをすることはないでしょうから、テクニックによるものであったとしても、祝辞のお話の通り、満足度の高さを得ることはできると思います。
テクニックのひとつとして感動を『見える化』しトレーニングを積むことでより高い評価を得ることが出来ることは理解できるのですが、それをしないと決めている私たち。
これと似たことを創業当初に行ってみましたが、社交飲食業では通用しないというか、『その場、その時が楽しければ』ということでは効果的ではある訳ですが、提供の仕方は異なってもこうしたテクニックによるサービスでしたら全国どこでも受けることが出来ますし、違う個性に流れ易いですものね。
スナックは基本的に飲んで楽しく過ごす場所であることだとは思いますが、飲んでバカ騒ぎをする場所、疑似恋愛・色恋を売る場所ということではそれを不快に思われる方にとって、居心地の悪さやトラブルに繋がり易くなってしまいますし、そもそも私たちのようなお婆さんにはそうした需要自体ありませんしね。😅
私たちの考える真のサードプレイス、必要とされる方にとって心地良くお感じをいただくことのできる伴走者をさせていただくことは、これまでお付き合いを下さる方に十分すぎるほどしていただいてきたことですが、いただいてばかりではいけませんものね。
お店でお過ごしをいただく以上に努めて行かなくてはいけないこと。
答え合わせをしない限り分からないようなことですが、お付き合いをさせていただく中でお感じいただける方と共に歩ませていただくことが私たちに合っているよね。と。
こんな調子ですから急速に廃業に向かってしまうのですが、見ていただけない部分をさらに強化してがんばります。💪



