良い子ちゃんになって書いていれば、いいんでしょうけれど。
先日、ちづるのウェブのことでお世話になっているoffice SEさんと、
「深掘りちづる」の記事について話をしていました。
誰かを傷つけるような書き方になっていないか。
誰かのことだと分かるような書き方になっていないか。
自分たちを良く見せるために、誰かを悪く書いていないか。
自分の経験だけで、「みんなそうだ」と決めつけていないか。
まだ確かではないことを、事実のように書いていないか。
そして、何かあった直後の感情のまま、文章を書いていないか。
など、
そんな書き方にならないよう、気をつけなくてはいけないね、って。
ホームページは誰でも閲覧することができますから、
そんなつもりがなくても、違う意味で受け取られることもあると思うんですね。
なので、
「すべてのお客様に感謝しています」
「皆さまとのご縁を大切にしています」
そんなことだけを書いていれば、きれいなんだと思いますし、
読んでくださる方に誤解されることも少なくなって、そういう意味でのリスクはずっと小さくなると思うと、
良い子ちゃんになって、
当たり障りのないことだけを書いていればいいんでしょうけれどね。
スタッフの皆さんとのミーティングで、そうしたお話をしながら、
私は、どうしてこんなにお店のことを書いているんだろうと思ったんですね。
営業時間や料金、場所だけをお知らせするのであれば、
こんなにたくさん書く必要なんてないのに、それでも書いているのは、
実際にお店にお越しいただいたときの私たちと、ホームページの中の私たちとの間に、
あまり大きな違いを感じてほしくないからなんですね。
初めて扉を開けてくださったお客様なのに、
何年も前から来てくださっているお客様のように、なんとなく私たちのことを知っている。
私たちが何を大切にしているのかを、少し知ってくださっている、とでもいうのでしょうか。
そんなところから始まる出会いも、いいなと思うのです。
ですから、うれしかったことだけではなく、
ときには残念だと感じたことも書いていますし、
寂しかったことや、辛く感じたことも書いています。
小さなお店を続けていくうえで、きれいごとばかりなんていうことはないんですね。
その出来事そのものを書きたいというより、
そのとき私たちが何を感じて、何を考えたのかを残しておきたいのです。
それは、私たちのためでもあるのですが、
お客様に「こういう二人なんだな」と知ってもらえたらと思っています。
きれいなショーウインドーにすることができるように、
ホームページを、きれいな集客用のショーウインドーにすることは、
それほど難しいことではないと思うのです。
きれいな写真を並べて、きれいな言葉を並べて、
良いところだけを見せる。
もちろん、そうした方が良いのかも知れませんが、
実際に会ってみたら「思っていた人たちと違ったな」と感じさせてしまうようなことはしたくないんですね。
「騙す」というのは、少し厳しい言い方かもしれませんが、
ホームページで作ったイメージと実際のお店との間に大きな違いがあることは、
来てくださった方に対して失礼なことでもあるように思うのです。
期待を裏切る、というと言い過ぎなのかもしれませんが、
そんな出会い方なんてしたくなくて、
だったら最初から、普段の私たちに近いところを知ってもらうことだと思うのです。
テレビドラマを観ていて「この俳優さん、優しそうな人だな」と思うことがあります。
もちろん、演じている役と俳優さんは別人だと頭では分かっているのに、
知らないうちに画面の中のイメージを本人に重ねてしまうことってありますよね。
そして実際にその人を見たとき、
「思っていた感じと違った」と感じることもあって、
その一場面だけで、その人のすべてが分かるわけではありませんが、
先に持っていたイメージと実際との間に大きな違いがあると、
戸惑うこともあると思うんですよね。
お店のホームページも、そうした点が似ているような気がしていて、
ホームページの中のちづると、実際に扉を開けたときのちづるの距離をできるだけ小さくしておきたい……
なんて、偉そうなことを書いていますが。
ソフビの世界の私たちは、実物とは全然違うんですけれどね。😅
「初めて会ったような気がしない」
お店にお越しいただいたお客様から、
「タイムライン、見てますよ」と言っていただくことがあります。
初めてお会いしたはずなのに、不思議と最初から少し話が近く感じて、
「初めまして」の少し先から話を始められるのは嬉しいことですものね。
私たちは、そんな出会い方ができたらいいなと考えていて、
それだけに、こんなに書いているのかもしれません。
炎上して注目させたいなんて思うことはありませんし、
それを利用してアクセスを増やしたり、ちづるを知ってもらったりするのは、もっと嫌。
だからといって、
パスワードをかけた場所や限られた人だけが読める場所で、本音だけを書くというのも、
私には合わないんですね。
何年かあとに読み返したときに、
「あの頃は、こんなことを考えていたんだな」
と思えれば、それでよくて、
「あのときは若かったね」って、ママと振り返ることができるといい。
考え方が変わったのなら、そのときにまた書けばいいんですものね。
きれいに残しておきたいのではなく、その時その時に思ったこと。感じたこと。
そこから考えたことを深掘りブログとして、
自分の言葉で残しておきたいのでした。
おしまい。
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