意欲がなくなったのではなく、話し相手が少なくなったのかもしれません。

「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢に体調の変化が訪れる」というCMを見て、
お客様との会話の中でこんな話になりました。

「人生には節目があるみたいですね。」そうお客様にお聞きすると、
「去年も辛かったけど、今年もあんまり良くないね。」とポツリ一言。

「体力ですか?」

とお尋ねすると、
「そうじゃなくて、意欲がね。
やる気が出なくなった感じがする、、、」
そんなお話でした。

意欲の低下というと、体力の衰えと結びつけて考えがちですが、
必ずしも急激に体力が落ちたから起きるものではなく、

「今日は少し休もう。」
「今日はのんびりしよう。」

そんな小さな積み重ねから始まることもあるのかもしれません。

もちろん休息は大切です。
ただ、ある程度の生活リズムを保ちながら、その中で休息を取ることも大切なのかなと感じています。

仕事を卒業し、時間に縛られなくなった生活は自由である一方で、
自分で自分を律することも必要になります。

私自身もそうですが、
少しずつ楽な方へ流れていくことは意外と簡単で、
その積み重ねが気づかないうちに心や体の衰えにつながることもあるのかもしれません。

では、意欲の低下をどう防ぐのか。

ウォーキングやゴルフなど、体力増進を目的に何かを始めることは一見良さそうに思えます。

ただ、自分をコントロールしているのは自分自身です。
疲れたと思えば休みますし、行きたくないと思えば行かなくなります。

自分自身のためだけの努力というのは、
よほどストイックな人でない限り、続けることはなかなか難しいように感じています。

もう一つ思うことがあります。

「昔はあれほど楽しかったゴルフが、最近はあまり楽しく感じられない。」
というお話を時々耳にすることです。

どうして楽しくなくなったのでしょう。

思うようにスコアが伸びなくなったこともあるでしょう。
体力の低下によって運動後の爽快感や達成感を感じにくくなったのかもしれません。

私たちもちょいカラサロンを通じて色々考えていますが、その中で少しずつ分かってきたことがあります。

それは、
「楽しいことは続けられる」ということです。

先日、Noteに「世の中の多くのものが、自分に向かって語りかけていない。」という記事を書きました。

そう感じることがあります。
もちろん頭ではそんなことはないと分かっています。

でも心は、

誰かとつながっていたい。
誰かと関わっていたい。

そう感じているのではないでしょうか。

ただ私は、
「つながる」というのは単に交流することではないような気がしています。
話し相手が多ければ満たされるというものでもありません。

通じ合えること。

そのためには相互理解が必要です。

自分のことを理解してほしい。
そう思う気持ちは誰にでもあります。

私もそうです。

ただ、人は理解されるだけでは満たされないのかもしれません。

相手のことを知りたい。
相手が何を考えているのか知りたい。

そして、自分のことも少し分かってもらえたら嬉しい。
そんなやり取りの中で、人は「通じ合えた」と感じるのではないでしょうか。

長年連れ添ったご夫婦を見ていると、そんなことを思います。

若い頃のようにたくさん話さなくなっても、

奥様のために。
旦那様のために。
家族のために。

そうした気持ちは残っています。

それは長い時間をかけて育まれた相互理解があるからなのでしょう。

言葉が少なくなっても、
相手が何を大切にしているのか。
何を考えているのか。
何となく分かる。

そして自分もまた、理解されていると感じている。

そんな安心感があるように思います。

人は誰かと通じ合えていると感じる時、
自分のためだけではなく、相手のためにも動こうと思えます。

その気持ちが毎日の意欲につながっていることもあるのかもしれません。

ちょいカラサロンのお客様を見ていても、
歌うことそのものより、

友達と会えること。
誰かと話せること。
みんなと一緒の時間を過ごすこと。

そこに楽しさを感じている方が多いように思います。

そして、ちづるをご利用くださるお客様を見ていても同じです。

帰る時の表情が少し柔らかくなっている。

「今日は楽しかった。」そう言って帰られる。

それはお酒やカラオケだけではなく、誰かと時間を共有し、
少しだけ心が通ったからなのかもしれません。

人は思っている以上に、

「分かってもらえた」
「分かり合えた」

そんな感覚に支えられているのかもしれません。

反対に、そうした相互理解のあるつながりが少しずつ失われていくと、
自分は必要とされていないのではないか。

いてもいなくても同じなのではないか。そんな気持ちが生まれ、

意欲の低下につながることもあるのかもしれません。

年齢を重ねても、少しだけ背筋を伸ばして、今日やるべきことを続けていく。

そして、
誰かと話し、

誰かと笑い、

誰かと時間を共有する。

毎日でなくても良いと思うのです。
そうしたことを少しずつ増やしていく。

それが元気に歳を重ねる秘訣なのかもしれませんね。

その意味では、平日の静かなちづるは、少しだけお役に立てるのかもしれません。

出張や観光で霧島に来られた方で、
静かに過ごせる場所を探している方は、こちらもご覧ください。

PAGE TOP

静かに過ごせるスナックをお探しの方へ

はじめての方はこちら

店舗情報を見る

お問い合わせはこちら