家族以外の伴走者がいること。いないこと。Ⅱ

「本当の気持ち」を話せるだけで人は救われる 永平寺の禅僧が夜を徹して聞き取ったこと
禅僧が教える 心がラクになる生き方 ♯4

話を聞く側としては、相手に伴走するつもりで、求められる限りはつき合う覚悟が必要です。私が常にその覚悟で相談者と話すと決めているのは、このような体験があったからです。

ふだんから、自分の状況を言葉にして誰かに聞いてもらうと、視野がスッと広がる場合があります。漠然とした悩みや不安を、人にわかる言葉にすることで、自動的に頭が整理できるからです。

そんな話をできる相手が、生きるうえでの生命線になることもあるのです。
「本当の気持ち」を話せるだけで人は救われる 永平寺の禅僧が夜を徹して聞き取ったこと
禅僧が教える 心がラクになる生き方 ♯4

『求められる限りはつき合う覚悟』というのはお仕事ですから当然のこと。
「ハイハイ 歌って!」もそうですし、お店・ホステス自身の利益ばかりを考えた営業では相手の心を閉ざしてしまうもの。

『今日は本当に楽しかった!』と仰っていただくことの多い平日のちづる。
伴走はお互いの信頼関係の上に成り立つもので、それは楽しかった!と仰っていただけたその日がスタートライン。

私たちにできることを考える上でお客様との会話を大切にしています。

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