あれから半年。

それとこれとは違うんだよ!とお叱りを受けると思いますが、
愛情を込めて作ったラーメンのことを思うのでしょうけれど、飲食店の一人として思うのはコロナの4年を忘れてしまったのかな。ということ。

コロナの分類は変更されましたが、物価高で全国的に以前の活気が戻っていない感じですものね。

もちろん、私もその立場になれば残念という気持ちにはなると思いますが、
彼のようにはしなかった。できなかったと思うのです。

お客様は神様です。

解釈の仕方が異なるなどのお話はありますが、そのまま受け取ったとして、
お店を運営できるのは、利用下さるお客様のお陰によるものですものね。

だからと言って何をしても構わないということではありませんが、悪意からの行為には見えなくて。
もちろん、モラルということでは良くないことなのでしょうが、

あの頃の辛さを思えば、目くじらを立てるほどではないのでは。
そんなことを思うんです。

さて、あれから半年。
街は賑わいを取り戻せないままズルズルと過ぎていることもあるのだと思います。
5月8日に感じたことを今でも忘れずにいられるというのは良かったこと。😊

サービスの充実を図ることが来店を促すものなのか、感謝の気持ちによるものなのか。

これはとても大事なことで、前者の気持ちが全くないかと言えばそうではありませんが、
どちらが先に頭に浮かんだか。ということを私たちは大切にしていて、これを全スタッフが共有していなくてはいけないこと。

そう考えています。

タイムラインには投稿をさせていただきましたが、ほとんど休みもなく、贅沢をすることもなくお仕事を続けていること。

お客様へのサービスの拡充(この方の表現では「回すよね」(利益を還元するよね))について、
ママも私も本当にそれで良いの?とのご質問を頂戴しましたが、年齢的なことも大いにあると思いますし、私たちは喜んでいただけることが自身の喜び。というのでしょうか。

これはちづるをよくご利用下さる方、長くお付き合いを下さっている方にはお分かりをいただけると思いますが、疑わしいと思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。

ママの利益の配分の気前の良さはここにその理由があるのですが、
笑顔でお帰りをいただきたいという気持ちは以前からのものですが、コロナ騒動の影響も大きかったと思います。

会計を担当している立場とすれば、やり過ぎと感じることもありますし、
費用に対する効果ということも冷静に分析、判断をしなくてはいけませんが、ママと長くお付き合いをさせていただく中で私も少しずつですが、理解できるようになりました。

こちらは今年8月から始めたことで今も継続をしていますが、月に何度もご利用下さっているかといえばそうではなくて、
月に一度あるかないか。という状態ですので、どうでしょう、材料等の諸経費を考えれば完全な赤字ですし、往復約2時間の時間的ロスは当日とその前後を使って負担の回復をする必要もありますし、
そういう意味で言えば相当な負担なのですが、コロナ禍では心強い励ましをして下さいましたしね。

その彼が困っているのですから、理屈ではないと思うのです。
お支えをいただいた分以上のお返しをさせていただく機会に恵まれた。
ママはそう感じているようで、私もそうすべきだと思うんですね。

これも『サービスの充実を図ることが来店を促すものなのか、感謝の気持ちによるものなのか。』という私たちの中の定規によって判断をする訳ですが、感謝の気持ちを言葉で伝えることなんて簡単ですものね。

それほど感謝していなくても。
言葉に表すことはできますけれど、行動はなかなかというのかできない場合が多いようですものね。

そんな中、私たちの取り組みに対して下心でもあるんじゃないか。
そう勘繰られる方もいらっしゃるかも知れませんが、これはその行動がどれほどの期間続いているかということを見ていただければ伝わると思っています。

これもお叱りを受けてしまうと思いますが、コロナ禍では医療従事者への感謝の気持ちということでお弁当などを差し入れるニュースがよく流れましたが、その続報を見ることかありませんものね。

良いお話なのかも知れませんが、私にはそうは感じられなかったんですね。
宣伝目的から始まったとしても、継続できなくては意味がないとでも言うのでしょうか。
そんなことを思うんですね。

またグズグズ書き過ぎてしまいましたが、5月8日以降、あの時と変わらない気持ちを持ち続けていられて良かった。ということ。

どっちだって同じじゃん!
私もそう思います。

ニワトリが先で卵が後である必要もなければ、卵が先でなくてはいけないという訳ではありません。

どちらでも似たような結果、効果になると思いますが、ココロから始まることを大切にするか、しないか。できたか、できなかったか。ということだとも思うのです。

この4年間、魅力のない小さなお店を続けることが出来たのはお支えを下さる方々のおかげ。
ご利用下さるお客様のおかげ。

経営を学んでいらっしゃる方には笑われてしまうと思いますが、残された時間はそんなに多くはありませんしね。

これまで生かして下さった方へのご恩返し。
もちろん、成り立たなくてご恩返しをすることはできませんので、価値のご提供ということを大切にしつつ、より良いお店作りに毎日真剣に向き合っていきたいと。

昨日はそんなことを思う楽しい一日でした。😊

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