最近、よく言われているカスハラは困りますけれど、『迷惑客』と呼ばれる方ほどストレスの蓄積が多いように感じていて、そういう方のご利用をお断りされるお店もあれば、決められた価格よりも高額な請求をすることでやんわり?出入り禁止をお伝えされるお店もあるようですし、お店の利用に関する制限を設けることなく高額な請求をされるお店など、迷惑客に対するスタンスはお店それぞれの考え方によるようです。
私たちは上記リンクの通り、ご利用そのものをお控えいただけるようお願いをさせていただいていますが、これは悪意を持ってのご利用に対するもので、『威圧的な人の特徴』の見られる方=迷惑客という判断をするものではありません。
ですが、行き過ぎる場合はこの限りではないとも考えていて、”周囲のお客様がそれを不快と感じられるかどうか”ということを基準に考えるようにしていますが、コロナの分類変更後こうした方のご利用はこちらのお客様1名のみ。
大きな声で怒鳴られた後、すぐに退店をされましたので事なきを得ましたが、トラブルということではほぼゼロに近いレベルになったことは嬉しいこと。
いつも店舗運営にご理解ご協力を賜りまして本当にありがとうございます。🙇♀️
ここ数日、ストレス発散に関する記事を書かせていただいていますが『過度のアルコール摂取がストレスを強化させる』ことを思うと、過去の営業においてお客様を迷惑客にしてしまった。というか、これはご利用下さるお客様が多かったことにより、きちんと向き合うことができなかったことによるものだったのでは。という反省のような気持ちになっているのは、孤独・理解されないことによる寂しさによるものが大きかったと思うのですが、自ら命を絶たれた方がいらっしゃったことによるもの。
私たちと同じ世代ということから、甘えということもあったと思いますが、店舗運営上障害になることから向き合えなかったというか、寄り添うよう努めていましたが、そのことが逆に依存度を高めてしまい迷惑行為を超えたものになってしまったというか、させてしまったのかも。ということを思うのです。
もう少し出来ることがあったのでは。と今も反省を繰り返していますが、今日はそんなお話をさせていただこうと思います。
お酒さえ飲まなければ良い人。という人がいらっしゃいます。
どんなことでも溜め込んでしまうことで周囲からは良い人に見えても、アルコールを飲んで大爆発を起こしてしまう人。
こちらの方もそうですが、あれは酒乱だよ!と周囲の誰もが警戒するような人でしたが、それはすべてアルコールがさせること。
もちろん、本人の意志の弱さが良くない訳ですが、お酒しか発散させるものはないのだろうか。と思うんですね。
依存症になってしまえば治療を受けることだと思いますが、そうでない方の場合、抱えている問題を少しでも取り除くこと、そのお手伝いをさせていただくことも私たちのお仕事だと考えるようになりました。
コロナ後、酩酊・泥酔されるほどお酒を召し上がられ、千鳥足でお帰りになるお客様がいなくなった理由は『しっかり会話をさせていただく』ことによるひとつの効果だと考えていて、以下リンクに書かれているように「わかってほしい」「認めて欲しい」「達成感を味わいたい」「リラックスしたい」それ以外を含めて私たちは愛情と呼んでいますが、愛情不足が過度の飲酒を引き起こす原因のひとつになっていると考えるんですね。
嫌な気持ち、酒でごまかす? 「本当に欲しいもの」は満たされない
自ら命を絶たれた方もそうだったと思います。
とても楽しそうに過ごされていましたが、何もしていないにもかかわらず周囲のお客様から迷惑がられることもそうだったと思いますし、職場でも理解されないということが多かったようで、それを忘れる。ごまかそうとする余り飲酒量が増えてしまったのかも。
ちなみに本当の彼はさり気ない気遣いのできる真っすぐな人。
寡黙な方で深い優しさを感じる方だっただけに残念でなりませんが、そういう人を虐めるとでもいうのでしょうか。このお話はまたの機会にさせていただきますが、夜の世界にはありがちというか、大人の虐めとでもいうのでしょうか。
こちらもアルコールによるストレス発散がさせることだと思いますが、つぐつぐ嫌な部分だと感じています。
さて。
ちづるはコロナ後における集客数が激減してしまいましたけれど、反対に多くの『よか晩じゃ!』を頂戴できるようになり、これは会話量の増加によるものだと考えていて、酔い過ぎてしまえば会話ができなくなるというか、話に集中していただくことで飲んでる暇がないとでもいうのでしょうか。
その他、お客様が少ないことで私たちが他のお客様の席へ移動することもありませんから、そうした安心感に加え、手持無沙汰からアルコールを飲み過てしまい、負の感情を強化されることがなくなったということもあると思います。
楽しさということがさせてしまう場合もあると思います。
周囲のお客様と楽しそうに過ごされていても、相手のお客様のその時の感情や相性などによってとても盛り上がることもあればトラブルに発展することもあって、そう考えると、多くのお客様で賑わうスナックの運営の難しさというか、私たちの考える接客において難しさを感じてきたことから平日のご利用をお勧めさせていただくようにしています。
※周囲のお客様とのコミュニケーションを期待されてちづるをご利用下さる方は極めて少ないように思うんですね。
お客様が少ないことでしっかり会話をさせていただくことができますから、色恋目的によるご利用以外『お婆さんだから』こそ!お楽しみをいただけることもあると思うのです。😅
上手に言えませんが、虚勢を張ることでカスハラ!なんて指摘をされてしまう今。
虚勢を張る必要のない『素直な自分』を出せる場所としてちづるでお過ごしをいただけるよう精一杯おもてなしをさせていただきたいと思います。😊