『もっと宣伝しないといけないよ!』とご指摘を受けて記事の更新をさせていただきましたが、
性に合わないとでもいうのでしょうか。
自己承認欲求が強いかと言えばそうではありませんし、
誇れるものも何もなくて、何が楽しくて仕事をしているんだろうと思われる方もいらっしゃると思います。😅
以前も書かせていただきましたが、何かしたいということも思いつきませんし、
手に入れたいものがある訳でもなくて、それでもこうしてお仕事を続けている理由ですよね。
それはコロナの記憶が強すぎたのだと思います。
飲食店は度重なる休業要請を受けましたが、コロナの厳しい状況は皆さん同じでしたものね。
もちろん、休業に係る補償をすることは要請をする立場としては用意をしておかなくてはならなかったと思います。
なので正当な収入といえば確かにその通りなのですが、
当時、あの状況下で休業に係る協力金以上に売り上げることが出来たのか。といえば、
コロナがなくても私たちには難しい金額で、先行きの不安はありましたけれど、
支払いに対する不安ということでは、先行きに対する不安ほど感じることはなかったというのが本音。
世の中は給付金バブルなどと揶揄される方も多くいらっしゃいましたが、
地方では利益が出るなんてとんでもなくて、月々の支払でさえ危なかったほど、、、
場末にあって、地元の方でも存在を知られていないちづるがコロナを乗り越えることが出来たのは
これらの補償とお支えを下さったお客様のお陰以外の何者でもなかった。と今でも感謝を忘れることはありませんが、
ご恩返しといえば格好が良すぎでしょうか。
お休みだって嫌というほどいただきましたしね。
私たちは何を以てご恩返しとさせていただくか。
これはコロナ禍を通して考え続けてきたこと。
こちらのお客様もそうでしたが、この方自身、コロナの影響を強く受けていらっしゃいましたが、
ご来店下さる度『がんばれよ!』『決して安売りをするなよ』と励まして下さり、どれほど心強かったことか。
どれほど感謝してもしきれないという思いは今でも何一つ変わることはありません。
さて、コロナに区切りがついて、街は少しずつ動き始めるかと期待をしていましたが、
世界の情勢から物価の高騰が続いていますしね。
国分は相変わらずの真っ暗闇、、、
そんな中、先のお客様の発言が耳に入って、今でしょ!
ということから今、私たちにできる精一杯をさせていただくこととしました。
またまた横道に逸れてしまいましたが、お仕事を続けている理由ですよね。
それは霧島。もう少し広くというか、うんと高くして鹿児島で一番のお店になることです。
これはご利用代金や内装の高級さではなく接客、、、
ホテルや旅館のような接客は堅苦しさを感じられるでしょうから、そこは場末感いっぱいで良いと思いますので接遇。
この言葉はあまり好きではないのですが、テクニックとして用いるものではなく、心からお客様に寄り添うという意味で鹿児島で一番になりたいと思うのです。
ですので一般的にイメージされる絢爛豪華な高級感ではなく、
より質の高いものを目指して、それをご提供させていただくことが私たちの出した答えでした。
このことはちづるをご利用下さるお客様にはお感じいただけていることと思います。
『ここはスナックじゃないよね』や『こういう店は他にないよね』など、
お客様の心にお伝えできたことで頂戴することが出来たお言葉だと思っています。
値段やお店の利益のことを考えれば高級シャンパンなどのお酒を並べて、
多くのキャストを抱えることで近づけることはできるのかも知れませんが、
私たちが目指すものは高級ではなく上質。
古臭い内装とお婆さん二人で何が上質か!と笑われてしまうと思いますが、
私たちの考える上質はココロのこと。
より良い接遇でお客様にご満足いただくことだと考えていて、
その為には上記リンクやTAXOもそうですし、ハウスボトルの見直しもそうです。
グラス類などの見直しにしてもすべて経費が必要ですが、
国分はコロナ禍とほとんど変わらない状況ですから、割賦を利用するなど、家計の中から捻出をしています。😅
ですので私生活は全くダメですが、それでも食べることに困っている訳ではありませんし、コロナ禍を思えば幸せを感じていますので大丈夫!💪
何より大切なことはお客様へのご恩返し。
求人の時間給の見直しもその中のひとつ。
過去、何度も相場で募集をしてみましたが、私たちの考え方を理解、実行してくれる人に巡り合うことが出来なかったことから、今回、より良い人材を求めて募集をさせていただきました。
こちらの出費も家計の一部からとなりますが、より良い人材の確保に至ったことは質の高さを求めていた私たちにはとても幸運なことでした。😊
『接客・接遇に於いて国分で一番といわれるお店になりたい』このようにスタッフへ力を貸してくれるようお願いをしましたが、それをきちんと理解して持てる自身の能力を発揮しようとしてくれています。
接客係が少ないことはお客様のご満足度ということでは良いご評価を得られませんので、
引き続き募集を行っていきたいと考えています。
さて、2月と8月は商売が低調で売上げが下がるのが常と言われているようにちづるも苦戦の日々が続いています。
コロナに区切りがついたとは言え、物価高騰の問題もありますし、
コロナへの感染が増加してきたことも影響しているのかも知れません。
平日の街はコロナ禍とほとんど変わらない状況で、異なるのは若い方を少し見かける程度という状況。
リンクは昨年アップをさせていただいたものですが、これは平日にご利用下さるお客様のご満足度の高さをヒントに書かせていただいたもので、8年目を前に気づいたことは商売のセンスのなさを痛感するばかりですが、この暗い街においてどうにかお店を続けることができているのは『よりお支えを下さるお客様』のお力によるものということんですね。
コロナ禍ではお店を続けていくことを目的にお仕事をしていましたが、
それではダメで、お客様にご満足いただくことを目的としてお仕事をさせていただく。
またまた長くなってしまいましたので今日はここまで。
次回、この続きを書きたいと思います。