残された時間の前。しておきたいこと。

「65歳」は、もう老人なのでしょうか。
そんな記事を読みました。

「65歳」は老人なのか?人生を楽しめる時間は意外なほど短い。残された「健康寿命」は男性で8年、女性でも10年
脳を鍛える!人生は65歳からが面白い

厚生労働省が公表している令和4年の健康寿命は、男性72.57年、女性75.45年。

『令和4年の健康寿命は、男性72.57年、女性75.45年であり、前回値(令和元年値)と比較して、男性で短縮、女性で延伸していたが、いずれも統計的に有意な差は見られなかった。』

65歳で定年を迎えたとして、その先の時間を考えてみると、
健康寿命というものは思っているほど長くないんだなぁ…
という印象を受けます。

以前、夫源病で苦しんでいた母のこと
について書かせていただきました。

人生、これから楽しもう。
そう考えていた矢先に起きたこころの病は、
母の大切な時間を奪ってしまいました。

だからこそ、私が強く思うのは、そうなる前!
ということなんですね。

「高齢者のうつ病は薬物療法だけでは治らない」

タイムラインやブログでも何度か書かせていただいていますが、
こころの病で辛い思いをされている方を見たり、接したりする機会があったからこそ、
そうなる前に十分な手当てをしておくことの必要性を感じています。

高齢になってから孤立してしまわないこと。

人と話すこと。外へ出ること。
そして、自分なりの居場所を持っておくことは、大切なのではないかと思っています。

ちょいカラサロンは、
心身のフレイル状態から脱することを目的とした取り組みのひとつとして始めましたが、
始める前から気になっていたことがあります。

それは、男性の参加率の低さです。

高齢者の孤立を防止するための活動をしている地域の現場で頻繁に聞くのが、男性高齢者の不参加という課題である。「男はだめよー」「参加してくれるのは女性ばっかり」「いかに男性を巻き込んでいくかが今後の課題なの」。地域でのコミュニティ活動に取り組む女性リーダーたちの口から、こんな言葉をよく耳にしてきた。
健康長寿ネット 高齢者の孤立は男性問題か?

ただし、男性は女性より人付き合いができない、と単純に考えるものでもないようです。

記事には、男性は女性より人付き合いが少ないのではなく、
女性とは違った内容の人付き合いをしていると捉えることもできるのではないか、という指摘もあります。

高齢者の外出行動と社会的・余暇的活動における性差と地域差

こちらにも似たような報告がありますが、
男性だから心配、女性だから大丈夫、という単純な話ではないと思うんですね。

では、地域コミュニティーへ参加すれば、それだけで大丈夫なのか、といえば、
私はそこも少し違うような気がしています。

動画のようにコミュニケーションが得意ではないという方でも、
積極的に取り組もうという気持ちがあれば、手を差し伸べてくれる人との縁に恵まれて、
少しずつ良い風が吹き始めることもあると思います。

でも、私が気になるのは、
その努力を続けることができない場合なんですね。

人と出会うところまではできても、
その先のお付き合いが続かない。

せっかくできた縁を育てることができない、ということもあると思うのです。

自然と人が集まってくるような人になっておくことではないか。って、
そんなことを思うんですね。

この動画を見たときにも、そんなことを考えました。

本人が積極的に地域のコミュニティーなどへ参加したとしても、
人との関係を続けることがなかなかうまくいかない人もいると思います。

嫌われているわけではなければ、
何か大きな問題を起こすわけでもない。

それでも、なぜか人との縁が続かない。

せっかく生まれた縁を育てきれないまま終わってしまう、
ということもあるんですよね。

健康上の不安が出てきてから慌てて人とのつながりを求めるのではなく、
できればもっと早いうちから、人との付き合い方や、自分自身のことを振り返っておくことも必要なのではないかと思っています。

これは、こころの病で辛い思いをされている高齢者の姿を見て、私自身が感じてきたことでもあります。

そうなる前!なんですよね。

ちょいカラサロンもちづるも、そのお手伝いを真剣にさせていただきたいと考えています。

「人と出会う場所をつくること。
話をするきっかけをつくること。」

一人で家にいる時間とは違う時間を過ごしていただくことは、
私たちにもお手伝いできると思いますが、
その先で人との縁を育てていくのは、やはり本人なんですよね。

今回、ちょいカラサロンの周知活動をする中でも強く感じたことがあります。

それは、周囲の方にとっては、どうしても「他人事」になってしまうということなんですね。

皆さん真剣に話を聞いてくださいます。
業務の範囲内で協力していただけることもあります。

でも、その先の努力をするのは本人というのは、
厳しいですが、それが現実だと思います。

「まだ元気だから。
まだ大丈夫だから。」

という時期から、人とのつながりを持っておくことが大切なのではないでしょうか。

動画の男性のように、手を差し伸べてくれる人との縁があると良いんですけれどね。

ちょいカラサロンもちづるも。
そういう意味でも、ご利用いただけたらと思っています。😊

出張や観光で霧島に来られた方で、
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