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2020.08.21

リスクの許容

THE SANKEI NEWS 最悪シナリオ「可能性低まった」　新型コロナのシンポで専門家 2020.8.20 22:34

４～６月期実質ＧＤＰが戦後最大の下げ幅を記録したというニュースが先日ありましたが、
コロナを抑えることと引き替えにした結果ですから当然のこと。

リスクの許容について、押谷教授も指摘されていますが、
このおかしな空気を続けたことによるリスクは社会全体がその責任を負うことになる訳ですけれど、
身近な問題として危機感を感じない間は引き替えになるという実感は湧かないのかも知れませんね。

接待を伴う飲食店のさらなるリスク低減を！と名指しされている中にいる私としては、
大型の台風が直撃してずっと停滞しているような状態ですから、今にも建物ごと吹き飛ばされてしまいそうですけれど、
とにかく早く去ってくれることを祈るしかありませんが、それは私個人のお話。

それより、世の中全体がこのおかしな空気の中に半年間も浸かったまま、
そこから抜け出せない状況にあることにとても大きな不安を感じます。

世の中を構成する単位の一つ。
顕微鏡で見なければ分からないほどの小さな存在ですが、
大きさに関係なく、このおかしな空気に飲み込まれて抜け出すことができない理由って何だろう。と考えてみると、
病気に対する怖さということもありますけれど、誹謗、中傷。偏見や差別を受けることに対する怖さの方が強いことが、
おかしな空気の原因なのでは。ということ。

すでに多くの方がお感じになられていることだと思います。

インフルエンザに罹っちゃって。と話すことができるようになるにはまだまだ時間がかかりそうで、
その間、たくさんの犠牲を払わないといけないと思うと、そういう意味での終息を願わずにはいられませんね。