日曜の朝。


2023年5月8日。
コロナの分類が変わることで世の中の空気は徐々に戻って行くはず。
やや楽観的に考えていましたが、予想以上に物価の高騰は続いていて、それを原因とした廃業のニュースも連日のように報道されている中、お仕事を続けさせていただけることを幸せに感じている毎日。😊

感染症法上の分類変更がされて4ヶ月。
街の賑わいはデータの通りコロナ前には戻っていませんが、それでもこうしてお仕事を続けることができていることもそうですし、質を下げることなく営業を続けさせていただくことができることはお支えを下さるお客様のおかげによるものと感謝をしています。🙇‍♀️

リンクはコロナの分類が変更された月に書かせていただいたものですが、
墜落寸前。転覆寸前のちづるが質を落とすことなく営業をさせていただけることは本当に嬉しいことで、
3年4ヶ月に及んだコロナの記憶に対して、私たちの感謝の気持ちとそれを形としてお返しをさせていただくということを今日でも感じていられること。

それもお支えくださる方々のお陰によるもの。
本当に本当にありがとうございます。

社会情勢の変化、物価の高騰などを理由として、効率を優先にさせることは一見それらしい理由になると思いますが、それは喉元過ぎれば。というか、体の良い言い訳といえばいけませんが、私はそう感じています。

無駄ということではそれを省くことは必要ですが、省いたものをどうするか。

私たちはこれをちづるをご利用下さるお客様へお返しをさせていただくことだと考えています。

ちづるは2015年に創業。
試行錯誤を繰り返す中、コロナを迎えたこともありますし、当初は薄利多売を続けてきましたので、恥ずかしいお話ですが、
企業で言う内部留保的なものは全くと言って良いほどありません。😅

もちろんそのような状態ですから個人としてはそれ以下なのですが、
使うことができる費用、時間をちづるに費やすことはホスピタリティの源流だと考えています。

物欲は旺盛な方ではありませんし、何がしたいということもなくて。
それは年齢がされることもあると思います。

今、私たちの中にあるのは、この地域で一番になれればということを思う訳ですが、
それは見た目の高級さではなく、華やかさはなくても質の良さということでそのようになれれば。
そう考えています。

この思いは利益の配分という点で私たちの考えるお店づくりに貢献していて、世の中の状況が厳しい中、
歩みの速度は遅いのですが、少しずつ私たちの考えに近づきつつあるように感じています。🙇‍♀️

どんなお仕事でもそうだと思います。
時間も費用もかけようと思えばどれだけでもかけることは可能。

それをしなければ溜まっていきますが、溜める能力がないということもありますが、
溜め込まないことだと思うのです。
※このような考え方をしていますので私たちはいつまで経っても貧乏から抜け出すことができないのでした。😅

もちろんすべてを使い切るということではありません。
配分という意味ですが、利益の配分はお店もひとつの人格?といえばおかしいですが、
法人と同じような考え方をしたとき、そこにも配分をすることでお店も生きていられる。とでもいうのでしょうか。

コロナ後、壁を立てていただきましたが、これもおもてなしのひとつ。

ドアを開けたら店内すべてが見渡せる状態ではお寛ぎいただくことはできませんものね。

小さなこと(ちづるにとっては大きなこと)ですが、一つひとつ手直しをしていくこと。
これもおもてなしの一つだと思うのです。

その他、『地域における一番』は私たちの優越感を満たしたいというものではありません。
ご利用下さるお客様へそれをお感じいただきたいというものでもありません。




お店のお掃除はもちろん、おしぼりやお肴。
私たちがご提供させていただくすべてに対して『信頼』をしていただくことでより多くの方にご利用いただくこと。

これは雪の球をコロコロと転がしていくイメージ。
雪の球が大きくなることでお客様へできるサービスの質、量が増えていく。
そう思いながらみんなで雪の球を転がしている毎日。

お休みをさせていただいていることを良いことに今日もダラダラと書かせていただいていますが、
『誰もそんなところまで見てないんだから適当にやってればいいんだよ。』なのかも知れません。

お掃除も目立つ汚れさえ拭いておけば分かりませんものね。
そんなに頑張らなくてもお酒も召し上がられていますしね。

もっと楽にやれば良いんだよ。という考えもあると思いますが、そういう心から始まることは良い結果を生むことはありませんものね。

何よりたくさんあるお店の中からお選びいただいたお客様に失礼ですし、
私たちの目指す地域の一番をお感じいただくことはできないでしょうしね。

『きれいな女の子さえいれば何もしなくてもお客は来るから』なのかも知れません。

ですが、今、ちづるをお支えくださるお客様にそういった方はほとんどいませんし、
それをすることでお店の空気感も変わってしまうこということもありますし、この方法を以て地域の一番を目指したいという気持ちも私たちにないことから独自路線ということで頑張ってみたいと思うのでした。😊

まとまりのない文章はいつものことですが、次は独自路線のことを書かせていただこうと思います。

PAGE TOP