楽しくなければスナックじゃない!

街の状況を見ても感じますし、飲食店に出入りをされる業者の方に聞いてみてもそうですが、一次会を含めた需要の戻りは期待できない厳しい状況が続いています。

6月28日は金曜日でしたが、昨年同日は水曜日。
人出が見込める週末と見込めない平日、飲食店が賑わう時間帯でさえ大きな伸びを見せないことから街の状況が良くないことが分かると思います。


1月20日(土)では新年会などの需要から人流は増えていますが、それでも夜間においては1500人を下回る程度。
20時以降、翌日2時までの間の人出は昨年とほぼ同じ。
2時辺りで上昇を見せていますが、これは15~29歳までが多数を占めているという状況、、、
ちなみに昨年同日は金曜日。

2月10日(土)時点でも同じような推移。
夜間の時間帯で国分駅周辺で何かあったのかな。と賑わいを感じられるのは1500人を超える辺りですから、1000人を下回る状況が続いていることに怖さを感じるばかり、、、😱
ちなみにこちらも昨年同日は金曜日。

今年の4月20日は土曜日でしたが、昨年同日は木曜日。
コロナ以前でも木曜日の人出は極端に悪いことから、私たちは『魔の木曜日』と呼んでいますが、その魔の木曜日と週末の人出が大きく変わらないこと、他地域と比べて鹿児島県で2番目の街と言われている国分の動きが鈍いこと。

細かくデータを見ていないのでいけないのですが、去年と変わらない状況が続いていることで体力はどんどん減るばかり。

ちづるのあまりにも閑散とした状況から『ランチを始めた方が良い。』『安くすると来店が多くなる。』など、アドバイスをいただくこともありますが、それはコロナ以前のトライで効果を感じることができないと判断をしたものばかり。

お値下げについてはデータからも分かりますが、それをすれば破綻に向かう覚悟を決めることになると思うのは、捉えやすい価格で営業されていたお店が縮小、または廃業の選択をされたことを見てきたことによるもの。

その他、増員することで流れが変わる。というアドバイスもいただくこともありますが、こちらも過去から考えてみましたが、係る費用と効果を考えた場合、期待するだけの効果を得ることが出来なかったことから現在の状況では増員する必要性を感じないんですね。

スタッフを価値と考えるお店、価格を価値と考えるお店、色恋的営業に価値を置かれるお店のいずれもが苦戦を強いられていると聞く中で、ちづるはどこに価値を置くべきかということをこれまでの営業内容の点検作業と合わせて繰り返し行っていますが、この難しい状況の中、お客様に価値をどうお伝えをさせていただくことが良いのだろう。と、、、

ぼんやりながら見えるのは『今日はホントに楽しかった!』と仰っていただけるお客様が多いことから、ちづるをご利用いただけるお客様のご利用目的はホテルや旅館などと似ているように感じています。

というのは、ホテル・旅館のクラスに関わらず、客室係を目的に宿泊される方はいらっしゃいませんものね。
客室係の面白さによって宿泊先を決める方が少ないことを思うと、ちづるは場末のスナックですから堅苦しさを感じられるような接遇、洗練されたスマートさも必要がないというか、こちらは出来ないわけですが、鎧を脱いでいただけるとでもいうのでしょうか。

楽しくなければテレビじゃない!は面白いと思ったキャッチ。
私には下品というか、違和感を覚えるものでしたが、ちづるでは『成熟した大人が感じる楽しさ。』

これを以てちづるの接遇とさせていただき、この状況を乗り切ることが出来れば。
そんなことを思うのでした。

おしまい。😊

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