スナックにそんなこと求めてないよ!という方も多いと思いますが、事故が起きてはじめて「お店だからきちんと対策されていると思っていた」「対策しておくのが当たり前!」
補償を全く受けることができず泣き寝入りすることもあるようですが、施設を利用する際、そこまで気にされる方は少ないでしょうから、施設側は考えられる範囲の対策を講じておくこと、現状に照らしてアップデート重ねることだと思いますが、個人店の場合、そこまで手が回らないというのか店主の意識ということもあると思いますが、今日はそんなお話をさせていただこうと思います。
Seki Dental Office HP ウイルス感染に対する湿度管理について
2018年には、インフルエンザウイルス感染には湿度は全く関係ないことが研究によりわかったと専門誌の電子版に発表されました。
その内容には、冬にインフルエンザが流行するのは、
新鮮な空気を取り入れる換気をしないことが考えられると述べられました。同紙には、紫外線殺菌のできる空気清浄機も有効であるとの記載もありましたが、
そこまでせずとも、まず簡単にできる定期的な換気から始めるのが良いと思います。また、新型コロナウイルスについても湿度についての発表がありました。
室温において、相対湿度50%の時よりも、30%の時の方が感染性が持続しないとのことです。
感染性は、2時間から9日間と幅がありますが、
低い湿度の方が感染性も低いということのようです。
卓上における手頃なサイズの加湿器の能力は低すぎて、インテリアになってしまうもの、、、😅
インフルエンザや新型コロナのこともそうですが、ある程度加湿されていることで体感温度は高まるそうですから、十分に加湿できるものを。
そう考えて導入したのがダイニチさんの大型加湿器(Dainichi HD-243)。
それともうひとつ。
感染症対策として導入したのがサーキュレーター。
カウンター席に設置していますが、風が拡散してしまっては汚染された空気をお客様・スタッフが吸い込んでしまう恐れがあることから、直進性に優れたものということでボルネード社製を選びました。
毒性は弱まったとはいえ、霧島市において1日当たり400人近くの新型コロナの新規感染が報告されたこともありましたが、その中にあってもちづるでは感染がなかったことは『常時通風換気』と『サーキュレーター』の効率的な配置・運転にその効果があったように思うんですね。
もう終わったことですが、鹿児島は高齢化率も高いですし、高齢者と接触する機会の多い方もいらっしゃることから、感染症への対策は一定以上しておきたいと思うと、「まだそんなことやってるの!」と笑われてしまいそうですが、感染症対策も大切な私たちのお仕事のひとつだと思うのです。
集客効果?ということでは全く効果のないことですが、安心・安全にお過ごしいただけるよう今後も続けて行きたいと思います。😊
お客様にはご理解とご協力をお願いいたします。