人間ですからね。
大きな声を出したり、思いきり飲んでみたり、
歌ったり、騒いでみたり。
発散ということですが、そうした時間も必要だと思うのですが、
歳を重ねたことで感じているのは、「発散する場所と、整う場所」の違いということ…
開業して、11年を終える頃に気づいたというか、
辿り着いたというのでしょうか。
今日はそんなお話をさせていただこうと思います。
ちづるに来てくださる方を見ていると、
思いきり騒ぎたいから来る。という方はほとんどいらっしゃいません。
お酒を飲みながら話をしたり、歌いたければ歌ったり。
話をしたり、私たちのお話を聞いて笑ったり。
お帰りの際は、いつもの顔に戻って帰っていかれるのですが、
若い方のような爆発的な発散後の勢いとでもいうのでしょうか。
「もう一軒行くぞ」的なノリ?は感じられなくて、
お越しになられたときより、ほんの少し表情が柔らかくなっている。
そんなことを感じるんですね。
ちょいカラサロンは、どちらかというと賑やかですので、
静かな場所とは言えませんが、
感じることは、ちづる同様、表情が柔らかくなっているということなんですね。
うんと強い刺激でもありませんし、
日常のすこし先にある程度の刺激…
刺激のうちにも入らないと思うのですが、
そうした時間を過ごしていただいているうちに、
少し元気になるというか、気持ちが軽くなるとでもいうのでしょうか。
いつもの自分に戻っていくのかも知れません。
そう考えると、発散というよりも「整う」という表現に近い訳ですが、
静かに過ごさなくては、整えられないということではないのかも知れないと思うんですね。
たくさん笑って整う人もいれば、誰かと話して整う人もいるでしょうし、
歌って整う人もいると思います。
あまり話すことなく、人の話を聞いているだけで整う人もいて、
一人でいる時間も大切だと思うのですが、誰かと同じ時間を過ごすことも大切なことで、
そうした時間が、本来のフラットな自分に戻っていくということなのかも…
そう思うと、私たちのお仕事は、
お越しになられたときより、少しだけ気持ちが軽くなってお帰りいただくことで、
そこにお酒やカラオケがあるというか、あった。というのか。
「今日、来てよかった♪」
とお感じいただけるよう、努めること。
最近、そんなことをママと話しています。
これまでの11年という長い時間、
爆発的発散や色恋・疑似恋愛を求められるお客様よりも、
「整う場所」として過ごしてくださっている方に、
長く、お支えいただいてきたように思うのです。
いつも本当にありがとうございます。
ただ。
「整えます!」
なんて立派なことを言えるほどのことをしている訳でもありませんし、
そんな宣伝をすれば、マッサージのお店みたいに思われてしまうでしょうしね。
なので、いつものように話をして、笑うくらいのことなのですが、
また来てくださるということは、ちづるでお過ごしいただく時間に心地よさを少し感じてくださっているのかも。
楽しかったぁ。と仰っていただけると、
「もっと整えちゃうぞ!」そんなことを思うのです。😅
昨日より元気にする、人生を変える、とか、そんな大きなことではなくて、
少しだけ整えて、いつもの自分に戻ってお帰りいただけるよう、
お手伝いをさせていただくというのでしょうか。
そんな時間を提供できる場所であればいい。
12年目のちづるは、そのお手伝いをもっともっとさせていただこうと思うのでした。
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